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12 章 特定保健用食品・機能性食品
8.特定保健用食品の効用
【解説】
現在許可されている特定保健用食品の効用の例として、「おなかの調子を整える食品」という表示が許可されている食品群は、「はっ酵乳・乳酸菌飲料」(プロバイオティクス食品)と「オリゴ糖類を含む食品」、「食物繊維類を含む食品」「プロピオン酸菌乳清発酵物」(いずれもプレバイオティクス食品)の4群に分類されます。
「コレステロールが高めの方の食品」には大豆タンパク質、キトサン、低分子アルギン酸ナトリウムを成分とするものがあり、「血圧が高めの方の食品」にはラクトトリペプチド、かつお節オリゴペプチドなどがあり、「ミネラルの吸収を助ける食品」には、クエン酸リンゴ酸カルシウム、カゼインホスホペブチド、フラクトオリゴ糖などがあり、「血糖値が高めの方の食品」には、難消化性デキストリン、グアバ葉ポリフェノールなどがあり、いずれもバイオジェニックス食品です。
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