著者・協力者
MENU
メニュー
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
9章
10章
11章
12章
13章
14章
15章
16章
17章
18章
19章
20章

10章 お酒の製造法

9.テキーラの製造法
【解説】
 龍舌蘭(アガべ)と、場合によっては糖分の補充の糖蜜を主原料とする、アルコール濃度50〜55%の蒸留酒。
 龍舌蘭の球茎を蒸すと糖化が起こり、これに水を加えて圧搾すると糖分を含んだ搾汁が得られます。これに酵母を加えて発酵させ、発酵終了液を単式蒸留器でアルコール濃度55%以下に蒸留してつくります。蒸留したままのテキーラとウイスキーのように樽に詰めて貯蔵・熟成させたテキーラなど、香味の変化を付けています。
 いわゆるテキーラには「テキーラ」と称するものと「メスカル」と称するものがあります。製造方法は同じですが、テキーラ村で製造したものだけを「テキーラ」と呼ぶことが取り決められています。

Copyright(c)2006
Japan Society for Bioscience,Biotechnology,and Agrochemistry.
All Rights Reserved.