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1 章 アミノ酸・ペプチド・タンパク質
11.酵素の分類と研究例
【解説】
●酵素の分類
酵素の種類は2,000とも3,000ともいわれていますが、作用に基づいて、大きく6種類(酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、脱離酵素、異性化酵素、合成酵素)に分類することができます。
●農芸化学分野における研究例
酵素は私たちの暮らしや生活の中のさまざまな分野で利用されています。たとえば、医薬品や診断薬として、洗剤の添加剤として、食品製造や加工の分野において、遺伝子工学分野の研究試薬としてなどなど、多岐にわたっています。
有用な酵素を探し出し、酵素を精製して性質を決定する、さらにその遺伝子を同定して大量生産や性質の改良を行い、産業に応用する……など、このような研究は、農芸化学分野の代表的な研究テーマとなっています。
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