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2 章 糖質(炭水化物)

12.研究開発から工業化への流れ
【解説】
 異性化糖、エリスリトール、トレハロースなどの糖質は日本で開発され世界に広がっている糖質です。日本応用糖質科学会(旧日本澱粉学会)のもとに産学官の研究者が密接な連携を取ってこれらの糖質が開発されました。自然界に存在する有用な糖質代謝微生物を探し出し、実験を繰り返して新しい糖質やその生産方法を発見します。そして研究室や職場の仲間で検討を重ね、さらに学会への発表と進みます。新しい糖質の特性や用途開発の研究も進められ、その有用性が社会に受け入れられて、初めて実用化(工業生産)されます。

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