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18 章 農薬の正しい理解

6.農芸化学の取り組み
【解説】
 幅広いバックグランドを持つ農芸化学の分野では、さまざまな面から農薬に関連する研究が行われています。
 農薬を開発するために、植物や微生物などから新しい生理活性物質を探索したり、より優れた活性を示す化合物を合成する「天然物化学・有機化学」。また、なぜ殺虫剤、殺菌剤、除草剤がそれぞれ虫、菌、草に効くのかを調べる「生理・生化学」。さらに、農薬の哺乳類や野生生物への影響、作物での代謝・分解・残留性、環境中での挙動などを明らかにする「分析化学・環境化学」。以上の研究を通して、より安全で環境にやさしい農薬の開発や自然環境の保全に貢献しています。

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