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日本農芸化学会男女共同参画委員会では、男女共同参画を推進するため年次大会で男女共同参画ランチョンシンポジウムを開催することとなりました。

本年度は大学教員(女性)1名、配偶者が単身赴任中に育児を担当した大学教員(男性)1名、企業人(女性)1名をお呼びしてご講演いただき、講演後、参加者とフリーディスカッションを行っていただきます。

本ランチョンシンポジウムは、特に学生会員や社会で活動し始めたばかりの若手会員に、仕事で直面するさまざまな課題や問題とそれらをフレキシブルに乗り越えるための具体的な方法や心の持ち方などを世代の近い先輩から学んでいただき、将来のキャリアパス実現に役立ててもらうことを目指して開催するものです。

本大会でのランチョンシンポジウムのチケットは、京都女子大学B校舎2階出入り口ロビーで開催日当日、8:15 より配布します。

チケット配布の際、大会参加証にチケット受領の押印をしますので、大会参加登録をお済ませの上、チケットを受け取り、開始5分前までに会場にお越しください。

空席がある場合は、チケットがなくても入場できます。

タイトル 男女共同参画ランチョンシンポジウム(グループフォーラム)
「仕事をする女性研究者・技術者をとりまく“あれこれ”」
後援 男女共同参画学協会連絡会
日程 2017年3月18日(土)12:30~13:30
場所 京都女子大学 会場:K36会場(K校舎 1階 カフェテリア)
プログラム 12:30 開会の挨拶
辻 智子((株)吉野家ホールディングス)

12:40 以下10のグループに分かれて、フリートークを行います。
2LS02-1「研究室生活を快適に送るための環境づくり」
飯嶋益巳(大阪大学産業科学研究所)
私が研究室生活を送るなかで日常的に感じる、女性の目線から見た問題点やその対処法についてお話しします。

2LS02-2「企業における研究開発」
小野佳子(サントリーウエルネス(株))
アカデミアと企業における研究の違い、企業だからこそ味わえる喜びについて共有できればと思います。

2LS02-3「大学で得た困難と喜び」
井上奈穂(山形大学農学部)
「研究者」「大学教員」として遭遇した数々の困難と喜びについて、女性ならではの視点も交えながらお話しします。

2LS02-4「菓子メーカーで活躍する女性技術開発者たち」
河本政人(森永製菓(株)研究所)
菓子開発現場で私が感じてきた、女性ならではと思える技術開発の経験談についてお話しさせていただきます。

2LS02-5「大学の研究室生活におけるちょっとした違和感」
佐藤ちひろ(名古屋大学生物機能開発利用研究センター)
大学での教育・研究・運営に携わる中で感じるいくつかの違和感に対する葛藤は解決するのか? ということについてお話しします。

2LS02-6「企業研究者になったきっかけと現在の研究開発について」
小林(袴田)夕香((株)J-オイルミルズ)
私が企業で研究をするようになった経緯、現在、二人の子育てをしながら働いている現状を紹介したいと思います。

2LS02-7「女性が仕事を継続できる環境について」
鈴木義人(茨城大学農学部)
女性が出産・育児を経て仕事を続けられる職場や家庭の環境について、今考えている事(昔は余り考えなかった!)をお話しします。

2LS02-8「ネットワークづくりの重要性」
夏目みどり((株)明治 食機能科学研究所)
仕事を長く楽しく続けるために社内や専門家と、また働く親として地域で、それぞれのネットワークづくりについて語りましょう。

2LS02-9「ラボ内あるある男女間ディスコミュニケーション」
吉永直子(京都大学大学院農学研究科)
男女間、という括りは精確ではないですが、会話様式の違いで生じるストレスをどう防ぐか、一緒に考えてみたいと思います。

2LS02-10「企業における女性技術者の役割と育成について」
宮井真千子(森永製菓(株))
私が女性技術者としてキャリアを重ねる中で経験したことを踏まえて女性特有の課題とその対応についてお話させて頂きます。

13:25 閉会の挨拶
辻 智子((株)吉野家ホールディングス)