大会シンポジウム

日本農芸化学会2014年度(平成26年度)大会のシンポジウムは会員の皆さまの公募により構成いたしました。募集にあたっては、「伝統的な学術分野と時代に即した学術領域の融合」と「世界的にユニークな農芸化学研究」をテーマとし、農芸化学研究のさらなる活性化を中心コンセプトに掲げました。

シンポジウムの課題と世話人は以下の通りです。なお、シンポジウム講演の一般公募はいたしません。

番号 タイトル、世話人(所属)
3月30日(日)
4SY01 天然物創薬「いつやるの?今でしょ」
世話人:長田裕之(理研)、井本正哉(慶應大)
4SY02 あえて言(い)おう!自然の摂理を読み解くサルファーワールド
世話人:大津厳生(奈良先端大)、大津直子(農工大)、高木博史(奈良先端大)
4SY03 モノづくり農芸化学における「生命システム工学」を利用した次世代プラットホーム
世話人:前田理久(明大)、松本謙一郎(北大)
4SY04 生命現象の鍵として働く化合物とその標的タンパク質の化学と生物
世話人:河岸洋和(静岡大)、東原和成(東大)、西川俊夫(名大)
4SY05 生命情報を活用した遺伝子やタンパク質の構造・機能解析
世話人:永田宏次(東大)、五條堀 孝(国立遺伝研)、清水謙多郎(東大)
4SY06 糖鎖工学における酵素・レクチンの開発と産業応用
世話人:千葉靖典(産総研)、北岡本光(食総研)、北島 健(名大)
4SY07 生物種を超えた脂質代謝制御のパラダイム
世話人:植田和光(京大)、佐藤隆一郎(東大)
4SY08 アルデヒドのバイオサイエンス -生物の多様なアルデヒド代謝系とその戦略的活用-
世話人:中川智行(岐阜大)、井上善晴(京大)、由里本博也(京大)
4SY09 次世代に向けた創農薬ターゲットの提案-最近の昆虫研究から
世話人:永田晋治(東大)、吉永直子(京大)、森 直樹(京大)
4SY10 スフィンゴ脂質研究の新展開 ―食品から医薬まで―
世話人:菅原達也(京大)、薩 秀夫(東大)、財満信宏(近大)
4SY11 農芸化学を横断するオートファジー研究の新展開
世話人:阪井康能(京大)、門脇基二(新潟大)、桐浴隆嘉(キリンビール)
4SY12 トランスポーターを通して見る生命現象
世話人:永森收志(阪大)、木村泰久(京大)
4SY13 γ-グルタミル化合物の魅力~そのユニークな生物学的意義と秘められた応用的価値~
世話人:鈴木秀之(京工繊大)平竹 潤(京大)
4SY14 農芸化学における精神疾患のマイクロエンドフェノタイプ
世話人:喜田 聡(東農大)、竹中麻子(明大)
4SY15 アプライドRNAサイエンス ―産業利用を目指した微生物・植物・動物のRNA研究―
世話人:増田誠司(京大)、井沢真吾(京工繊大)
4SY16 オメガ3脂肪酸-より良い脂質バランスを実現するための機能解析と製品・生産法開発
世話人:小川 順(京大)、林 雅弘(宮崎大)、永尾晃治(佐賀大)
4SY17 食肉由来成分の健康寿命延伸効果と機能性発現の分子メカニズム
世話人:片倉喜範(九大)、久恒辰博(東大)
4SY18 食と健康のインターフェースを考える腸内細菌研究の最前線
世話人:中山二郎(九大)、横田 篤(北大)、山本憲二(石川県大)
4SY19 骨格筋細胞機能と代謝制御
世話人:眞鍋康子(首都大)、亀井康富(京府大)
4SY20 食品の免疫機能研究の新たな潮流
世話人:八村敏志(東大)、細野 朗(日大)
4SY21 微生物・代謝・触媒研究の最前線:機能解析と応用への展望
世話人:小林達彦(筑波大)、西山 真(東大)
4SY22 社会に役立つ様々な酵母の可能性(新産業酵母研究会後援)
世話人:北本宏子(農環研)、正木和夫(酒類研)
4SY23 微生物ゲノム設計の時代に塩基組成の機能と進化を再考する
世話人:吉川博文(東農大)、西田洋巳(富山県大)
4SY24 ゲノム改変による潜在能力覚醒を基にした細菌研究の新展開
世話人:板谷光泰(慶應大)、朝井 計(埼玉大)、末次正幸(立教大)
4SY25 電子の流れを基に、紐解く・利用する微生物代謝
世話人:石井正治(東大)、加納健司(京大)、松本伯夫(電中研)、小川 順(京大)
4SY26 ゲノムからアプローチした微生物代謝工学
世話人:川向 誠(島根大)、内海龍太郎(近大)
4SY27 生体超分子の視覚化による新しい世界の発見
世話人:伊藤政博(東洋大)、福森義宏(金沢大)
4SY28 先端技術が未解明環境微生物の「生き様」を解き明かす
世話人:金原和秀(静大)、野尻秀昭(東大)
4SY29 バイオマス研究から新産業への展開
世話人:関亦克彦(理研)、軸丸裕介(アジレント・テクノロジー)

JABEEランチョンシンポジウム

JABEEランチョンシンポジウム
主催 日本農芸化学会JABEE対応委員会
課題名 農学系人材養成に関する最近の取り組み
日程 2014年3月30日(日)
場所 明治大学 生田キャンパス 第一校舎1号館・2F(B01会場)
世話人
氏名・所属
江坂 宗春(広大院生)、三浦 豊(東京農工大院農)
趣旨 大学・大学院における教育・人材育成の重要性が叫ばれ、各大学・大学院で教育改革が進展しています。

農芸化学会に関連する農学系の大学においても様々な取り組みが行われており、過去2年間の本シンポジウムでも大学における特徴的なプログラムを紹介するとともに、企業サイドからのご意見等を紹介してきました。またJABEEも、2012年度から認定基準を大幅に改訂したことを紹介しております。

本年のシンポジウムでは、JABEEの紹介に加えて、農学系の人材養成について最近の取り組みを紹介するとともに、各種教育プログラム等の評価に携わられている立場からのご提言を紹介し、改めて農学系における人材養成について議論したいと考えております。
プログラム 01
はじめに  – JABEEと人材養成 -
江坂 宗春(広島大院生、JABEE対応委員会 委員長)

02 座長:三浦 豊(東京農工大院農)
イノベーションリーダーの育成を目指す大学の役割
千葉 一裕(東京農工大院農)

03 座長:浅野 行蔵(北大院農)
農学系人材こそ、21世紀のエンジンだ
宮田 満(日経BP社 特命編集委員)

男女共同参画に関するランチョンシンポジウム

男女共同参画に関するランチョンシンポジウム
日程 2014年3月30日(日)
場所 明治大学 生田キャンパス 第一校舎1号館・3F(B08会場)
世話人
氏名・所属
合谷 祥一(香川大農)
プログラム 座長:合谷 祥一(香川大農)

01
科学技術分野における女性研究者の能力発揮のために
都河 明子(東京大男女共同参画室)

02
パネルディスカッション
「農芸化学分野において男女共同参画を推進するには」

シンポジウム発表者へのお知らせ

発表形式は世話人に任せていますが、持ってきたいただいた方が無難なのでPCをお持ちください。

各自パソコンをお持ち下さい。詳細は後日シンポジウムオーガナイザーよりご連絡いたします。