大会シンポジウム
日本農芸化学会2020年度福岡大会においては、委員会企画シンポジウムおよび一般会員公募採択課題シンポジウムの2つの形態でシンポジウムを開催いたします。
大会シンポジウム | 3月26日(木)、3月27日(金)、3月28日(土) |
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分野融合連携(他学会連携)シンポジウム | 3月27日(金)午前、3月28日(土)午前 |
2018年度の本大会より、学術活動強化委員会企画シンポジウムとして他学会と合同企画で分野融合連携(他学会連携)シンポジウムが開催されました。2020年度大会はその流れを維持することとしました。今回は、分野融合連携(他学会連携)シンポジウムとして2件のシンポジウムが予定されています。分野融合連携(他学会連携)シンポジウムが、本会の皆様のご研究が分野を融合したものへと大きく展開するきっかけとなれば幸いです。
一般会員採択課題のものとしては、25課題でシンポジウムを行います。毎回、シンポジウムは同時並行で開催されることが多く、折角面白い内容のシンポジウムが多数あるにもかかわらず、ごく少数の講演しか聴くことが出来ないのでどうにかして欲しいという声を多く耳にしておりました。そこで、今回も昨年と同様に、大会2日目午後および3日目の午前午後、大会4日目の午前に振り分けてシンポジウムを開催し、皆様が複数のシンポジウムに参加することを可能にしました。シンポジウムに奮ってご参加いただき、より濃密な討議と熱い意見交換の機会としていただければ有り難く存じます。
なお、シンポジウムは一般講演と同時並行で行われます。幸い、会場がコンパクトに配置されておりますので、一般講演とシンポジウムを行き来することも可能になっております。
各シンポジウムのテーマと世話人は以下の通りです。
大会シンポジウム
番号 | タイトル、世話人(所属) |
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大会シンポジウム 3月26日(木)午前 | |
2SYa2 | 変動する21世紀を、農芸化学分野の私たちはいかに生きてゆくのか(仮題) 世話人:熊谷 日登美(日本大学)、裏出 令子(京都大学) |
2SYa3 | 天然物の研究から生まれる新学術領域 世話人:渡辺 賢二(静岡県立大学)、葛山 智久(東京大学) |
2SYa4 | 生命金属科学研究の新たな展開 ~農芸化学との融合~ 世話人:鈴木 道生(東京大学)、青野 重利(自然科学研究機構生命創成探究センター)、神戸 大朋(京都大学) |
2SYa5 | 食品機能による運動機能の改善と向上(仮題) 世話人:榊原 陽一(宮崎大学)、服部 秀美(宮崎大学)、榊原 啓之(宮崎大学) |
2SYa6 | 老化促進モデルマウスを用いた老化を遅延する食品の開発 世話人:都築 毅(東北大学)、片山 茂(信州大学) |
2SYa7 | バイオエコノミー時代を切り拓く、遺伝子組換え微生物の新しい利用形態「カルタヘナ第一種使用」の可能性を探る 世話人:廣田 隆一(広島大学)、加藤 祐輔(農業・食品産業技術総合研究機構) |
大会シンポジウム 3月27日(金)午前 | |
3SYa2 | プラスチックの問題に対峙し農芸化学がすべきことは何か 世話人:紙野 圭(製品評価技術基盤機構)、粕谷 健一(群馬大学)、玉木 秀幸(産業総合技術研究所) |
3SYa3 | 発酵・醸造技術に活かす真菌のストレス応答研究最前線 世話人:井澤 真吾(京都工芸繊維大学)、高木 博史(奈良先端科学技術大学院大学) |
3SYa4 | 質量分析を用いたバイオ計測の進歩を活用する 世話人:松田 史生(大阪大学)、馬場 健史(九州大学) |
3SYa5 | 精密な食機能デザイン研究を切り拓く先端オミクスソリューション 世話人:藤村 由紀(九州大学)、三浦 大典(産業技術総合研究所) |
3SYa6 | 糖質の視点から理解する微生物と宿主の相互作用 世話人:沖野 望(九州大学)、藤田 清貴(鹿児島大学) |
3SYa7 | 有機合成を使って目指していることー農芸化学における有機合成の役割ー 世話人:山内 聡(愛媛大学)、西脇 寿(愛媛大学) |
大会シンポジウム 3月27日(金)午後 | |
3SYp1 | 多様性を基盤にした微生物研究の最前線 世話人:小林 達彦(筑波大学)、西山 真(東京大学) |
3SYp2 | 栄養・食品研究の新たな挑戦ー哺乳動物実験廃止を乗り越えるー 世話人:永田 晋治(東京大学)、佐藤 隆一郎(東京大学) |
3SYp3 | 細菌細胞表層から放出される膜小胞:機能・形成機構・応用研究の新展開 世話人:栗原 達夫(京都大学)、渡部 邦彦(京都府立大学)、豊福 雅典(筑波大学) |
3SYp4 | 酢酸菌ナノセルロース研究の最前線(仮題) 世話人:外山 博英(琉球大学)、田島 健次(北海道大学)、外内 尚人(味の素株式会社) |
3SYp5 | ポリフェノール ~第7の栄養素を目指して~ 世話人:越阪部 奈緒美(芝浦工業大学)、寺尾 純二(甲南女子大学)、下位 香代子(静岡県立大学) |
3SYp6 | 代謝デザイン時代に対応する産業化に必要な微生物育種戦略(仮題) 世話人:中島田 豊(広島大学)、花井 泰三(九州大学) |
3SYp7 | アグリケミカルバイオロジー:植物圏を支配する化学信号とその応用 世話人:松田 一彦(近畿大学)、浅見 忠男(東京大学)、杉山 暁史(京都大学) |
大会シンポジウム 3月28日(土)午前 | |
4SYa2 | 新規酵素の開発と核酸増幅法の利用拡大 世話人:保川 清(京都大学)、藤原 伸介(関西学院大学)、兒島憲二(京都大学) |
4SYa3 | コレステロール・胆汁酸代謝をめぐる食健康科学と腸内細菌学の新展開 世話人:中山 二郎(九州大学)、北垣 浩志(佐賀大学) |
4SYa4 | 食欲・食嗜好の分子・神経基盤 世話人:佐々木 努(京都大学)、岩崎 有作(京都府立大学)、中島 健一朗(生理学研究所) |
4SYa5 | ポストコッホ時代の微生物学を目指して(仮) 世話人:高谷 直樹(筑波大学)、野尻 秀昭(東京大学)、大西 康夫(東京大学) |
4SYa6 | シアノバクテリアと未来を描く 世話人:渡辺 智(東京農業大学)、朝山 宗彦(茨城大学)、兼崎 友(静岡大学) |
4SYa7 | 微生物による有用物質生産「スマートセルインダストリー」の実現を目指す 世話人:中川 智(一般財団法人バイオインダストリー協会)、久原 哲(九州大学)、尾崎 克也(一般財団法人バイオインダストリー協会) |
分野融合連携(他学会連携)シンポジウム
番号 | タイトル、世話人(所属) |
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3月27日(金)午前 | |
3TJa1 | 日本農薬学会との合同企画 SDGs時代における農薬研究 世話人:中川 好秋(京大院農・応生科)、野下 浩二(秋県大・生資科)、太田広人(崇城大・生物生命) |
3月28日(土)午前 | |
4TJa1 | 日本抗加齢医学会との合同企画 見た目のアンチエイジング 世話人:米谷 俊(近畿大農)、堤 浩子(月桂冠)、藤井 健志(カネカ) |