日本農芸化学会では、農芸化学分野の活動や研究内容を広く知っていただく農芸化学「化学と生物」シンポジウムを毎年開催しております。

今年度は、大会の名古屋開催に併せて、2部構成で開催することとなりました。

第1部は、2018年3月15日(木)ホテルナゴヤキャッスルにおいて、2017年ガードナー国際賞を受賞した遠藤章博士による講演を行います。

第2部は2018年3月17日(土)に名城大学天白キャンパスにおいて、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典博士に講演をお願いします。

詳細は決まり次第本ページに掲載いたします。

 

日本農芸化学会では、農芸化学分野の活動や研究内容を広く知っていただく農芸化学「化学と生物」シンポジウムを毎年開催しております。

今年度は、年次大会の東京開催に併せて腸内細菌と健康をテーマとして開催することとなりました。腸内フローラの基礎、疾患や健康との関連、産業利用、研究の国際的な状況などについての最新情報について、これらの分野で世界をリードしている研究者に講演をしていただく予定です。農芸化学分野でのこの領域の研究の円滑な推進の一助とするとともに、大会参加者だけではなく、一般の方や高校生にもご参加いただき、多くの方が腸内細菌と健康について興味を持ち理解を深める機会になれば幸いです。

皆さん、どうぞお誘い合わせの上、ご参加ください。

事前登録はありませんので、直接会場にお越しください。
主催 公益社団法人日本農芸化学会
共催 日本学術会議 農学委員会・食料科学委員会合同農芸化学分科会
課題名 腸内フローラ研究が拓く新たな健康科学と産業
日時 平成31年3月27日(水) 13:00 ~ 15:50
場所 東京農業大学 世田谷キャンパス(東京都世田谷区桜丘1-1-1) 1号館1階141室
要旨集 第45回 農芸化学「化学と生物」シンポジウム要旨集
第45回 農芸化学「化学と生物」シンポジウム要旨集(PDF)
ポスター 第45回 農芸化学「化学と生物」シンポジウム
第45回 農芸化学「化学と生物」シンポジウムポスター(PDF)
プログラム

13:00~13:05
開会の挨拶
佐藤 隆一郎(日本農芸化学会 会長)

13:05~13:10
日本学術会議 挨拶
清水 誠(東京農業大学応用生物科学部/日本学術会議農芸化学分科会)

13:10~13:40
●講演「メタゲノミクスから読み解くヒトマイクロバイオームの実態と機能」
服部 正平(早稲田大学理工学術院/理化学研究所)
座長:加藤 久典(東京大学大学院農学生命科学研究科/日本学術会議農芸化学分科会)

13:40~14:10
●講演「腸内フローラと宿主の疾患との関係」
大野 博司(理化学研究所)
座長:加藤 久典(東京大学大学院農学生命科学研究科/日本学術会議農芸化学分科会)

14:10~14:40
●講演「腸内細菌の宿主への影響」
本田 賢也(慶應義塾大学医学部)
座長:中山 二郎(九州大学大学院農学研究院)

14:40~15:10
●講演「乳酸菌の働き:農芸化学からのアプローチ」
辻 典子(産業技術総合研究所)
座長:中山 二郎(九州大学大学院農学研究院)

15:10~15:30
●講演「腸内フローラ研究の産業展開に向けた協調的連携~日本マイクロバイオームコンソーシアムの紹介~」
寺内 淳(日本マイクロバイオームコンソーシアム/小野薬品工業株式会社)
座長:清水(肖) 金忠(森永乳業株式会社)

15:30~15:45
総括
清水(肖) 金忠(森永乳業株式会社)

15:45~15:50
閉会の挨拶
吉田 稔(日本農芸化学会 副会長)

問い合わせ先

第45回 農芸化学「化学と生物」シンポジウム世話人
加藤 久典(東京大学大学院農学生命科学研究科)
E-mail