日本農芸化学会2008年度(平成20年度)大会のシンポジウムは、会員の皆様からの公募により構成しました。本学会誌(5月号、6月号、7月号)を通じて積極的な課題の提案を募集し、最終的に例年よりも多く以下の28課題を採択しました。
これらのうち3課題のシンポジウムは、2008年3月27日(木)および28日(金)昼にランチョン形式で時間を延長して開催します(ランチョンシンポジウム)。また、ランチョンシンポジウムは、事前チケット制となりますのでご注意ください。詳細はこちらへ。
残る25課題については29日(土)午前に開催します。
シンポジウムの課題と世話人は以下の通りです。なお、シンポジウム講演の一般公募はいたしません。
番号 | 詳細 |
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3月27日(木)昼 要事前チケット | |
2SS01 | 科研費の審査評価システム−JSPS学術システムセンターの役割を中心に− (共催:日本学術振興会)
世話人:西山 真(東大生物生産工学セ) |
3月28日(金)昼 要事前チケット | |
3SS01 | 農芸化学における魅力ある大学教育とJABEE (主催:日本農芸化学会JABEE対応委員会) 世話人:江坂宗春(広島大院生物圏科学、JABEE対応委員会委員長)、長澤寛道(東大院農生科、理事、JABEE対応委員)、清水 誠(東大院農生科、農学会技術者教育推進委員会副委員長)、小原章裕(名城大農、JABEE対応委員) |
3SS02 | 生物遺伝資源アクセスと利益配分をめぐる国際動向: わが国の企業・大学における生物資源を用いる研究は大丈夫か (共催:(財)バイオインダストリー協会) 世話人:奥田 徹(玉川大学術研)、須藤 学(製品評価技術基盤機構バイオテクノロジー本部) |
3月29日(土)午前 | |
4SY01 | 産業を創出する応用微生物学―酢酸菌バイオテクノロジーの新展開― 世話人:松下一信(山口大農)、高本秀司(ミツカングループ本社)、鈴木俊一(味の素アミノサイエンス研) |
4SY02 | 新たなアミノ酸代謝研究への挑戦!! 〜生理機能・代謝機構の理解から応用まで〜 (共催:生物系特定産業技術研究支援センター) 世話人:高木博史(奈良先端大バイオサイエンス)、和田 大(北大院農) |
4SY03 | 腸内細菌のゲノム解析から見えてきたこと 世話人:鈴木 徹(岐阜大生命科学総合研究支援セ)、佐々木隆(明治乳業食機能科学研) |
4SY04 | ゲノム研究が映し出す糸状菌独自の環境応答シグナル伝達系の世界 世話人:阿部敬悦(東北大未来科学技術共同セ)、西村麻里江 (農業生物資源研)、五味勝也(東北大院農) |
4SY05 | 網羅的アプローチを基盤として微生物の多様な生命現象の分子機構に迫る 世話人:大西康夫(東大院農生科)、饗場浩文(名大院生命農) |
4SY06 | 微生物分類・同定の新展開―簡便・高速分類への新しい方法論― 世話人:田村廣人(名城大農)、 横田 明(東大分生研) |
4SY07 | 微生物による地球炭素循環と環境バイオテクノロジー (共催:環境バイオテクノロジー学会) 世話人:黒田章夫(広島大院先端物質科学)、野尻秀昭(東大生物生産工セ)、跡見晴幸(京大院工) |
4SY08 | バイオマスにもあるC1化合物:バイオ技術による温室効果ガス排出削減にむけて (共催:JBA新資源生物変換研究会) 世話人:倉根隆一郎(中部大応用生物)、石井正治(東大院農生科)、阪井康能(京大院農) |
4SY09 | セルラーゼ研究の潮流−バイオマスの酵素分解をめざして |
4SY10 | 未来型バイオリファイナリーの新展開 世話人:近藤昭彦(神戸大院工)、吉田和哉(奈良先端大バイオサイエンス) |
4SY11 | 分子機構に基づく食品機能化学研究の新たな展開 世話人:佐藤隆一郎(東大院農生科)、内田浩二(名大院生命農) |
4SY12 | メタボリックシンドローム研究の新展開 世話人:青木直人、田丸 浩(三重大院生物資源) |
4SY13 | 脂質代謝・糖質代謝を制御するメタボリックセンサーの分子機構 世話人:池田郁男(東北大院農)、堀尾文彦(名大院生命農)、佐伯 茂(大阪市立大院生活科学) |
4SY14 | 食品・栄養学研究におけるオミックス・システム生物学の展開 −統合システムとしての生命体と食品・栄養学研究−
世話人:加藤久典(東大院農生科)、小田裕昭(名大院生命農) |
4SY15 | 高齢社会を豊かにする免疫賦活食品の開発とその分子基盤 世話人:小原章裕(名城大農)、水野雅史(神戸大院農)、氏田 稔(名城大農) |
4SY16 | 神秘なミルクオリゴ糖に迫る (共催:生物系特定産業技術研究支援センター) 世話人:浦島 匡(帯畜大院畜産衛生)、北岡本光(食品総合研) |
4SY17 | 粘膜上皮とウイルス感染:認識と応答の分子機構と感染予防戦略 世話人:松田 幹(名大院生命農)、清水 誠(東大院農生科) |
4SY18 | タンパク質の架橋修飾反応による機能変換 世話人:人見清隆(名大院生命農)、鈴木秀之(京工繊大院工芸科学)、田中克典(関西学院大理工) |
4SY19 | 次々に明かされる硫酸化シグナルの多彩な役割 世話人:榊原陽一(宮崎大農)、角田佳充(九大院農) |
4SY20 | 次世代の糖鎖科学 世話人:石田秀治(岐阜大応用生物)、三宅克英(名大院工)、佐藤ちひろ(名大生物機能利用セ) |
4SY21 | 植物トランスポーター研究の最前線 世話人:西澤直子(東大院農生科)、魚住信之(東北大学院工)、藤原徹(東大生物生産工セ) |
4SY22 | アントシアニン研究の最前線−化学、生物学から応用への展開まで− 世話人:吉田久美(名大院情報科)、津田孝範(中部大応用生物) |
4SY23 | 天然有機化合物を基盤としたケミカルバイオロジー 世話人:上田 実(東北大院理)、西川俊夫(名大院生命農)、井本正哉(慶応大理工生命情報) |
4SY24 | グリーン化学合成の新展開 世話人:松儀真人(名城大農)、安芸晋治(大塚製薬(株)徳島第二工場) |
4SY25 | 生体分子の機能解析に向けたコンピュータシミュレーション:量子生命化学新時代の幕開け 世話人:直島好伸(岡山理大院総合情報)、田村 隆(岡山大院自然科学) |