日時 |
2013年5月11日(土) 15:00~16:10 |
場所 |
三省堂書店神保町本店 2階 UCC カフェコンフォート(東京都千代田区神田神保町1-1) |
テーマ |
昆虫が餌を食べる、環境で暮らす |
講師 |
東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授 永田 晋治 氏 |
コーディネーター |
毎日新聞科学環境部 西川 拓 氏 |
共催 |
日本学術会議農芸化学分科会、三省堂書店 |
内容 |
植物を食べる昆虫(植食性昆虫)の多くは、餌に囲まれた環境で生活しています。その昆虫を観察していると、ずっと食べ続けているわけではないことに気がつ きます。このことは、「食べる」あるいは「食べない」という感覚が、昆虫においても、餌からの刺激によるものではなく、体内のホルモンなどにより作られて いることを意味しています。このように、餌の上に生活している昆虫が、「いつ食べ始め、いつ食べ終わるのか?」この命題を解くのが私たちの研究です。嗜好 性や摂食のリズムが作られている仕組みは、昆虫ではどのようになっているのか?昆虫の摂食行動の分子メカニズムを探ると、生きるための戦略が見えてきま す。ここでは、昆虫の摂食行動を構築している分子メカニズムをご紹介しつつ、様々な昆虫がいかに環境の中で巧みに生き抜いているかをお話します。 |
参加費 |
500 円(ドリンク代を含む) |
申込方法 |
三省堂サイエンスカフェのページ(こちら)からお申し込みください。 |