日時 |
2012年2月18日(土) 15:00~16:10 |
場所 |
きょうと和み館2階(京都市下京区東中筋通七条上る文覚町402) |
テーマ |
「これからの資源としてのバイオマス」 |
講師 |
梅澤 俊明 氏(京都大学生存圏研究所教授) |
コーディネーター |
東山 正宜 氏(朝日新聞 科学医療部) |
共催 |
財団法人農芸化学研究奨励会、日本学術会議農芸化学分科会、三省堂書店 |
内容 |
今後人類が生存を続けていくには、化石エネルギーに対する依存度を下げ、再生可能エネルギーに対する依存度を上昇させることが必須であると考えられています。再生可能エネルギーには、太陽エネルギーやバイオマスエネルギーなど様々あります。これらは何れも重要ですが、バイオマスは液体燃料や工業原材料などの有機化合物を供給することができることが、他のものには無い非常に重要な点です。また、バイオマス資源は蓄積量が多いことも重要な特性であり、加えて、植物バイオマスは大気中の二酸化炭素の固定により生成されることから、バイオマスを使用して二酸化炭素が発生しても、大気中の二酸化炭素の増加には至りません。このように、再生可能エネルギー・資源の中で植物バイオマス資源は特に重要です。しかし、植物バイオマスの実用的利用にはいろいろ課題も残されています。今回は、植物バイオマスの性質、生成のメカニズム、利用における課題とその解決に向けた取り組みについてお話したいと思います。 |
参加費 |
500 円(ドリンク代を含む) |
申込方法 |
サイエンスカフェ申込みフォームから。 お問合せ先:三省堂書店京都駅店 075-365-8640 |