【2024/12/21(土)開催】第157回サイエンスカフェ in 鹿児島
概要
日時 | 2024年12月21日(土)14:30~16:00(14:00受付開始) |
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場所 | 鹿児島大学 理学部1号館 103講義室(郡元キャンパス) (鹿児島市郡元1丁目21番24号) |
テーマ | 今、この瞬間、何が起こっているのか!?~ミクロなRNAで読み解くマクロな世界~ |
講師 | 飯笹 さやか 氏(鹿児島大学大学院理工学研究科・特任助教) |
コーディネーター | 加治屋 勝子 氏(鹿児島大学農学部・研究教授) |
主催 | 日本農芸化学会 |
共催 | 鹿児島大学アカデミーロータリークラブ / 国際ソロプチミストオンライン鹿児島 |
内容 | DNAは聞いたことがある人も多いと思いますが、今回はDNAと名前のよく似た「RNA」にまつわるお話です。 最近、コロナワクチンでもその名が話題になりました。 RNAって何?どんな役割? 小さなRNAには“今、この瞬間”を読み解くヒントがたくさん! 私たちのカラダや病気のことも教えてくれます。 RNAを使った最新の研究技術をわかりやすくお話しますので、 ぜひお気軽にご参加ください! |
参加費 | 500円(当日のカフェ代として) |
定員 | 30名(事前申込制) |
申し込み方法 | Googleフォーム および E-mail にて (定員になり次第、受付を終了します) |
問合せ先・連絡担当者 | 加治屋 勝子(鹿児島大学農学部・研究教授) kajiya●agr.kagoshima-u.ac.jp (●を@に置き換えてください) |
【ご参加のみなさまへ、感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
感染症拡大の防止に細心の注意を払い、換気などの防止策を行なった上で講座を実施します。参加者のみなさまも、手洗いなど感染症防止策にご協力ください。
■来場前に発熱や咳、全身痛等の症状がある場合は、ご来場をお控えください。
■会場では、マスクのご着用をお願いします。
■手洗い、消毒用アルコール使用の励行をお願いします。
ポスター
会場風景
報告
第157回サイエンスカフェは、2024年12月21日(土)に鹿児島大学(理学部)にて開催いたしました。
はじめに、コーディネーターの加治屋勝子(鹿児島大学農学部)より日本農芸化学会の活動、共催団体の紹介、協力店である出張カフェの紹介、鹿児島大学教職員の有志でおこなっているサイエンスカフェの紹介をおこないました。
続いて、飯笹さやか先生(鹿児島大学理学部)より「今、この瞬間、何が起こっているのか!?-ミクロなRNAで読み解くマクロな世界-」というテーマで話題提供していただきました。DNAって何?RNAって何?という基礎のお話から、mRNAシーケンス解析とこれまでの研究の違いまで、最先端の研究分野のお話を非常に分かり易く解説していただきました。お話の途中でも質問を受けながら進めていただき、特に、有明海の廃棄海苔(色落ちしたノリ)から抽出した脂質成分の健康機能性に関する研究紹介については参加者の興味を集め、たくさんの質問や意見交換があり、ドリンクのお供に市販焼き海苔をバリバリ食べるという楽しい光景が見られました。
当日は、幼児(4名)にはDNAやRNAなど生命科学に関する塗り絵を準備し、小学3年生から80代の方まで幅広い世代の方にご参加頂き、初対面の方々同士の会話も見られました。終始和やかな雰囲気でおこなわれ、アンケート結果(回収率90.3%)からも満足度の高いサイエンスカフェとなったことがわかりました。
参加者:31名