概要

日時 2024年1月23日(火)14:00〜16:00
場所 岩手大学農学部(生命系スペースC)
(岩手県盛岡市上田3丁目18-8)
テーマ 岩手の微生物が世界を救う !?自然に還るバイオプラスチックのおはなし
講師 山田 美和 氏(岩手大学農学部)
挨拶 山下 まり 氏(東北大学大学院農学研究科、日本学術会議農芸化学分科会)
コーディネーター 山田 美和 氏(岩手大学農学部)
主催 日本農芸化学会
共催 岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター/日本学術会議農芸化学分科会
内容 石油から造られたプラスチックによる環境汚染が深刻となっていることは、みなさんご存知と思います。石油由来のプラスチックがなぜ問題なのか?そして、その問題解決の糸口となるであろう微生物の力によるバイオプラスチック合成に関する研究についてご紹介しつつ、地域や高校生の皆様とお茶を飲んで語り合いたいと思います。当日は簡単なプラスチック合成体験もと企画しています。どなたでも歓迎しますので、ぜひお気軽にご参加ください!
参加費 300円(当日のお茶代として)
定員 25名(事前申し込み制)
申し込み方法 サイエンスカフェ申し込みサイト にて
締切:2024年1月16日(火)まで申し込み可能
問合せ先・連絡担当者 岩手大学 次世代アグリイノベーション研究センター(AIC)事務局
E-mail : aic●iwate-u.ac.jp(●を@に置き換えてください)

【ご参加のみなさまへ、感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
感染症拡大の防止に細心の注意を払い、換気などの防止策を行なった上で講座を実施します。参加者のみなさまも、手洗いなど感染症防止策にご協力ください。
■来場前に発熱や咳、全身痛等の症状がある場合は、ご来場をお控えください。
■手洗い、消毒用アルコール使用の励行をお願いします。

ポスター

サイエンスカフェ in 岩手のポスター画像

会場風景

会場風景写真1 

報告

冒頭に、東北大・山下先生より日本学術会議のご紹介があり、その後、コーディネーター(兼講師の岩手大・山田)より、日本農芸化学会の概要とサイエンスカフェについて紹介しました。

続いて、講師よりプラスチックを取り巻く環境問題と、その解決法のひとつとして微生物が合成する生分解性プラスチックについてご紹介しました。講演中には、従来の化学合成プラスチック(難生分解性のプラスチック)合成実験のデモンストレーションも行い、参加者のみなさんと一緒に、化学合成と生物合成法についてのメリット・デメリットについて議論しました。

最後に、よかったらそれぞれのご自宅で生分解実験に挑戦してみてくださいと、講義中に合成したプラスチックと生分解性プラスチックを、参加者みなさんへお土産としてお渡ししました。参加者のみなさんは最後までご聴講くださり、講演中や講義後にご質問が出たことから、活気のある企画であったと思います。

参加者:12名