【2022/1/8(土)開催】第139回サイエンスカフェ in 京都
概要
日時 | 2022年1月8日(土)14:00~16:00 |
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場所 | サカタニ集酉楽(京都市東山区七条本町日吉222) |
テーマ | 日本酒造りの謎に迫る!~清酒酵母×サイエンスの世界~ |
講師 | 渡辺 大輔 氏(奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科) |
コーディネーター | 京都カラスマ大学、由里本 博也 氏(京都大学農学研究科) |
主催 | 日本農芸化学会 |
共催 | 京都カラスマ大学 |
内容 | 糖分をアルコールに変えるはたらきをもつ「酵母」は、日本酒造りには欠かせない菌。麹菌が米から生み出した糖を清酒酵母がアルコールに変えることで、日本酒が生まれるのですが、「清酒醸造における微生物の働きは、研究がはじまって100年以上経た今もなお、まだまだ謎に包まれたままなんです」と、渡辺大輔先生。いちばんの謎は、「酵母細胞は、なぜアルコールに酔わないのか」ということだといいます。これぞ、日本酒造りの「神秘」。日本酒の原料である「米」や「水」と比べて縁の下の力持ち的な存在である「酵母」ですが、今回はググッと注目してみましょう。最新の「発酵デザイン技術」とは?少しずつ解析が進むゲノム情報から、清酒酵母の謎に迫ります。 |
参加費 | 無料 |
定員 | 20名(申込先着制) |
参加申込 | 参加申込はこちらからお申し込みください。 |
問合せ先 | 京都カラスマ大学 |
【ご参加のみなさまへ、感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
新型コロナウイルス感染症の発生に関し、京都カラスマ大学では行政機関等から示される情報やガイドラインに基づき、感染拡大の防止に細心の注意を払い、換気、スタッフのマスク着用などの防止策を行なった上で講座を実施します。参加者のみなさまも、手洗いやマスクの準備など感染症防止策にご協力ください。
■来場前に発熱や咳、全身痛等の症状がある場合は、ご来場をお控えください。
■会場では、マスクのご着用をお願いします。
■手洗い、消毒用アルコール使用の励行をお願いします。
ポスター
会場風景
報告
今回のテーマにちなんで、酒屋さんのオープンスペースを会場として、感染拡大防止策を十分に執った上で、対面形式で開催しました。冒頭、日本農芸化学会とサイエンスカフェについての紹介の後、講師の渡辺先生より「日本酒造りの謎に迫る!~清酒酵母×サイエンスの世界~」と題して、お酒造りの基本から最先端の研究内容まで、酵母を擬人化するなどしてとても分かりやすく解説して頂きました。コーディネーターの京都カラスマ大学の皆様には終始和やかな雰囲気で進行して頂き、参加者の皆様にも最後まで興味深く聞いて頂き、講演後も多くの質問が出て活発な意見交換がなされました。
参加者:22名