「企業における食品研究開発とその面白さ」

2009年10月30日(金) 於いこいの村岩手(岩手県八幡平市)

本シンポジウムでは、企業の食品研究者3名の方に、上記企画内容で基礎から応用、製品開発に至る開発研究について、最前線の紹介をしていただきました。明治乳業株式会社の田村氏には「プロバイオティクス乳酸菌LG21の研究開発」、キッコーマン株式会社の西村氏には「しょうゆ諸味由来乳酸菌Th221株の免疫調節作用と商品開発」、味の素株式会社の柴草氏には「かつおだしの健康機能研究~伝統食の新しい価値を求めて~」と題するそれぞれの話題を提供いただきました。

本シンポジウムの参加者は56名(参加者:大学関係者15名、学生32名、企業関係者8名、行政関係者1名)と、多くの方々にお集まりいただきました。3演題は各30分の講演時間、10分の質問時間を設定し、活発な質疑応答が行われました。夕食をはさんでの交流会とポスターセッションでは、専門的な討論の輪が広がると共に、企業等における研究者の業務内容や研究と商品開発等、支部若手の会所属の学生の方が今後の研究活動・就職活動を進める上での情報交換も行われ、合同シンポジウムならではの若さ溢れた新たな交流が生まれました。

日本農芸化学会東北支部若手の会とさんわか会との合同シンポジウム