「産学官のおいしい連携~機能性食品の開発から商品化まで~」 (第9回勉強会)
概要
日時 | 2010年1月8日(金) 午後1時30分~ (終了後、交流会あり) |
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会場 | 首都大学東京・秋葉原サテライトキャンパス ダイビル12F (JR秋葉原駅 徒歩1分)エリアマップ、交通アクセス |
プログラム | 13:30-13:40 はじめに 13:40-14:25 アフリカ・カラハリ砂漠に自生する野生種スイカ ~遺伝子・化合物資源の探索と利用~ 明石欣也先生(奈良先端科学技術大学院大学) 14:25-15:10 次世代抗肥満素材としての植物ステロール発酵物「ユニフェス」の開発 ~シーズから製品化、そして潜在的巨大マーケットへのシナリオ~ 村上雅紀先生(株式会社 東洋発酵) 15:10-15:30 休憩 15:30-16:15 岩手県発酵食品からの乳酸菌の収集とその利用 志津里芳一先生(北里大学) 16:15-17:00 産官学連携抗疲労プロジェクトの進捗 ~食品・医薬から癒し環境空間製品まで、その評価と消費者への認知手段~ 梶本修身先生(大阪市立大学) 17:00-17:05 おわりに 17:30-19:30 交流会 (ダイビルに隣接する秋葉原UDX内レストランprontoで開催予定です) |
報告
2010年1月8日 於首都大学東京・秋葉原サテライトキャンパス(東京)
本勉強会では機能性食品の研究開発において第一線で活躍される4名の講師の方々から、基礎から応用にわたる幅広い視点からの産学官連携についてお話いただきました。
明石 欣也先生(奈良先端科学技術大学院大学)から「アフリカ・カラハリ砂漠に自生する野生種スイカ ~遺伝子・化合物資源の探索と利用~」をご講演いただきました。また、株式会社 東洋発酵の村上 雅紀先生は『次世代抗肥満素材としての植物ステロール発酵物「ユニフェス」の開発 ~シーズから製品化、そして潜在的巨大マーケットへのシナリオ~』をご講演くださいました。さらに志津里 芳一先生 (北里大学) は「岩手県発酵食品からの乳酸菌の収集とその利用」とのタイトルで、地域産業に根ざした研究開発についてご紹介くださいました。最後に、株式会社 総合医科学研究所の杉野 友啓先生より、「産官学連携抗疲労プロジェクトの進捗 ~食品・医薬から癒し環境空間製品まで、その評価と消費者への認知手段~」をご講演いただきました。
本勉強会には55名の方々 (参加者:大学関係者10名、企業関係者37名、行政関係者4名、講演者4名) がご参集くださいました。1演題あたりの発表時間は45分でありましたが、それらの時間を余すことなく、活発な質疑応答が行われました。その後の懇親会にも多くの方にご列席いただき、飲食しながらの和やかな雰囲気で有意義な意見交換がなされ、参加者一同の親睦が深められました。