他学会との共催シンポジウム
概要
農芸化学は、「化学と生物」を中心に基礎から応用まではば広く研究する学問分野ですが、その広がりは、化学と生物にとどまらず、医学、薬学、工学、物理学にまでまたがっています。
生命、食、環境をキーワードに発展してきたこれまでの農芸化学の歴史を見れば、狭い研究領域にとどまることなく、多彩な異分野の専門家との共同研究を推進することが農芸化学の大きな発展を支えて来たことが分かります。
学会の創立100周年を機に、今後のさらなる農芸化学の発展を見据えて、連携すべき分野を選定し、情報の共有、人材の交流をはかることはとても有意義です。
そこで、他学会との連携を促進するための機会として、合同・共催シンポジウム(分野融合連携シンポジウムシリーズ)を企画しました。
多くの方にお集まり頂き、積極的な学術交流、多彩な産学官交流が行われることによって、農芸化学の未来に向けた新たな展望が開かれることを切望しています。
(2018年8月 学術活動強化会委員会委員長 吉田 稔)