概要

学校名 岐阜県立岐阜農林高等学校
日時 2013年6月10日(月)14時00分~15時30分
場所 岐阜県立岐阜農林高等学校 視聴覚教室 (岐阜県本巣郡北方町150番地)
授業の名称 「D-アミノ酸を含む機能性食品の開発」
講師 吉村 徹 氏 (名古屋大学大学院生命農学研究科 教授)
担当者 大矢 英樹(食品科学科)
聴講者 食品科学科2年41名、3年40名、計81名
内容 最近D-セリンやD-アスパラギン酸がヒトを含む哺乳動物にも広く存在し、記憶や学習、あるいは生殖等に様々な機能を示すことが明らかとなっている。本講義ではこれらD-アミノ酸の生理的作用について解説するとともに、D-アミノ酸の食品での分布や乳酸菌によるその生産について講義した。またD-アミノ酸を強化した食品を作製するための乳酸菌のスクリーニングや、D-アミノ酸強化食品作製の実際例等についても紹介した。

授業風景

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生徒さんの感想

  • 難しい言葉もたくさん出てきたけど、初めて知ることばっかりですごく勉強になりました。
  • アミノ酸にはLとDという鏡の関係の2つがあって、今まではDアミノ酸は良い働きがないと思われていたけど、様々な働きがあると分かって、今研究をされているんだと分かりました。
  • Dアミノ酸は記憶や学習に関する働きもたくさんあるし、肌がキレイになる働きもあるそうなので、それが食品として手軽に摂れる日がいつか来るといいなと思いました。
  • Dアミノ酸やDアスパラギン酸というのは初めて聞きました。
  • これらの物質が美肌や健康食品、化粧水までに利用される過程はとても大変だと思いました。
  • これからスポーツ飲料などの表示をしっかり見て、ロイシンなどと書いてあったら、スポーツをする前に飲むと、筋肉痛にならないことを知ったので活かしたい。
  • 農芸化学の言葉は昔、食品科学科の前身で親近感がわきました。
  • 食品科学科は食品のことが主ですが、農芸化学というのは環境や食糧のことも学ぶことができるので社会に貢献できるし、学べる分野が広いと思いました。