概要

学校名 杉並区科学館 平成24年度区民科学講座『日常生活と化学』
日時 2012年12月1日(土)14時30分~16時30分
場所 杉並区立科学館 第3実験室(東京都杉並区清水3-3-13)
授業の名称 「香りと香料について」
講師 菅沼 利一 (高砂香料工業株式会社 研究開発本部 開発推進部 部長)
担当者 森 亮樹(生物・化学)、三浦 裕子(生物・化学)
聴講者 一般区民 31名
目的 香りは人間生活、行動に大きく関与しています。食品の性格を決定付ける味のかなりの部分は、香りが左右しています。風邪を引いて鼻が詰まると香りが鼻に届かなくなり、味がわからなくなります。加工食品にはその大切な香りを演出するために、しばしば食品香料(フレーバー)が使われています。一方、香水はもちろん、シャンプー、石鹸などの日用品も香りがないとつまりません。いい香りは心を豊かにし、華やいだ気分にさせてくれます。またいやな匂いは人に警戒心を起させ、自分を守ろうとします。では香りとは、香料とは、と問われるとなかなか正確には答えられません。そのような香り、香料について解説します。

授業風景

写真写真

参加者の感想

  • 私は化学専攻なので楽しめましたが、すこし難しい内容も多かったかなと思います 
  • 講座はとても興味深い内容で、分かりやすく勉強になりました。 
  • 香料という身近な製品だけど、実際はよく知らない分野についてのお話で、とても興味を持った 
  • 自分でも何か作ってみたいと思いました(フレグランスや飲み物など) 
  • 専門家のお話を聞ける貴重な機会を設けていただき、ありがとうございます 
  • 小さい頃から香りにすごく興味がありましたが、その分析や解析への知識はほとんどなかったので、すごく貴重なお話が聞けて良かったです。アロマグラムの作成が実際に人間の嗅覚によるものだという点は驚きました