第31回 出前授業 実施報告
概要
施設名 | (大阪府)守口市立八雲中学校 |
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日時 | 2016年3月16日(水)9:55~12:45 |
場所 | 守口市立八雲中学校 理科室(大阪府守口市八雲西町3-5-21) |
授業の名称 | 「生活を豊かにする理科 -国際的視点と職業選択-」 |
講師 | Pramote Khuwijitjaru 氏(京都大学大学院農学研究科・客員准教授、シラパコーン大学工学部・准教授) |
担当教員 | 立花 美穂 |
聴講者 | 2年生(114人) |
報告 | プラモート先生には、タイから日本に留学した経験や今も日本と交流していること、現在の日本の大学や企業では多くの外国人が共に学び、働いていること、日本人も海外に留学、赴任していることを教えていただきました。 理系の学部を「目的を達成する“幸せ学”」「文化を創る”夢学”」の2つ分けてわかりやすく説明してくださいました。また、農学は、生物学だけでなく、化学、物理学、数学、経済学など多岐にわたり、世間的にイメージされているものとは違うことを知りました。そこから、普段の勉強も偏食のように好き嫌いせずにまんべんなく学ぶことの大切さも伝わりました。 事後のアンケートでは、農学、農芸化学、理系に興味をもち、普段の理科も頑張ろうとする生徒が多くいました。生徒の今後の進路選択や勉強意欲に刺激を与えていただきました。 先生は、とても丁寧にわかりやすく、生徒の声もひろいながら優しく対応していただき、無理な要望にも応えていただき、感謝しています。 |
授業風景
参加された生徒さんの感想
- 理科や科学は、将来ほとんど役に立たないと思っていたけれど、意外な所に理科があって驚いた。実は色々なところで役立っていると知りました。
- 理科をもっと勉強したいと思いました。
- 農学部の話が、自分のイメージと違っていました。生き物を育てるだけだと思っていました。
- 農学部の人が卒業後どんな仕事に就くのか知って、興味をもちました。
- 理系は、博士とかしか仕事がないと思っていたけれど、本当はたくさんあってびっくりしました。
- 農芸化学や農学部のイメージが、野菜を育てたりして地味だと思っていたけれど、食べ物の加工や環境、資源、生命などの色々なことをやっていると知ることができて良かったです。とても驚きました。
- 今勉強している理科が、農芸化学につながると知り、面白そうだと思いました。
- 薬を作っている人が、薬学部の薬剤師よりも農学部の人が多いと知って驚きました。
- 国のためになる仕事に就けたらかっこいいと思いました。
- 海外の大学にも興味が持てて、聞いていておもしろかったです。
- 外国で学びたい、働きたいと思いました。
- 講師の先生がパスタのアル・デンテの水分量を画像解析で測定することに世界で初めて成功した話は、とてもすごいなと思いました。
- パスタや薬などの身近でよく知っているものが話の中に出てきて、想像しやすかったです。世界で初めてしたことがあるというのはすごいと思いました。