第18回 出前授業 実施報告
概要
学校名 | 川越女子高等学校 |
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日時 | 2015年2月7日(土) |
場所 | 川越女子高等学校 視聴覚室 (埼玉県川越市六軒町1-23) |
授業の名称 | 「生活の中の化学」 |
講師 | 三輪 清志 氏(味の素株式会社 客員フェロー) |
担当教員 | 矢野 光子 |
聴講者 | 1年SSG 12名、一般 1名、2年SSG 2名、一般 7名 教員 5名 |
概要 | 農芸化学とは、生命・食・環境など様々な領域にかかわり、ヒトの生活に密着した「実学」である。この分野での女性の活躍は、おおいに期待できるところである。味の素グループ全体の研究開発要員1000人あまりの責任者として研究開発部門の経営を担当してきた経験から、大学の先にある企業における研究開発について講義していただいた。 |
報告 | 生徒は満足度・理解度・興味関心・向学心・思考力と、すべてに良い評価であった。生徒は、講義を聞いて新たな疑問や発想が生まれず、質問ができないことが多い。しかし今回の講義内容が、身近な「うま味」であり、生物や家庭科での講義との関連を感じるもので、「食」に強い関心をしめす川女生らしく、質問が次々と湧いてでていた。大学については研究室体験や先輩の話から想像できても、その先のことがなかなか見えない高校生である。自分と社会との関係を考えられるように、授業の中で工夫している。社会と企業研究、そこに自分の生活をつなげて考える機会の1つとして、大変効果が高かった。 |
授業風景
生徒さんの感想
- 「味の素」を例として、企業研究が実際の社会においてどのように役立っているのか知ることができた。
- 食品関連の話で楽しかった。「味の素」には以前から気になっていたことがあり、質問できてよかった。
- 農芸化学についての理解が深まり、進路選択に良い刺激を得られた。食品や栄養の可能性を新たに発見でき、より一層興味をもった。
- 「家庭科や生命科学の時間に学んだことと、企業での研究はつながっている。」と感じた。
- 生活の中で、企業の研究がどう生かされているのかが分かった。