第62回 出前授業 実施報告
団体名 | (東京都)東京都立農芸高等学校 |
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開催日 | 2021年12月23日(木) |
場所 | 東京都立農芸高等学校(東京都杉並区今川3-25-1) |
授業の名称 | 「味の不思議-その謎を解く」 |
講師 | 阿部 啓子 氏(東京大学大学院 農学生命科学研究科応用生命化学専攻 特任教授) |
聴講者 | 東京都立農芸高等学校食品科学科1年生 66名 |
報告 | 前半は味覚とはどのようなものか、基本五味について、味は生後1ヵ月の赤ちゃんでも分かること、すべての動物は味を感じること、ヒトよりもナマズの方が味蕾の数が多いこと、味蕾ではどのように味を受容しているのか等についてご説明頂きました。 |
授業風景
生徒さんの感想
- 本日の講演を聞いて、今まで多くのことを知ることができました。特に、味蕾についての話は、知らないことだらけで、とても面白く、興味深かったです。まだ、専門的な知識が少なく、難しくて理解できない話もありました。しかし、十分な知識を得た状態で同じ話を聞いたとき、見えてくるものや、自分が得られるものが、また変わってくるのではないかと思いました。だから、知らないことを調べたり、身につけたりして、もっとたくさんのことを理解していけるようになりたいと思いました。
- 味覚は誰にでもあるもので、味は毎日の食事で感じているにもかかわらず、まだ詳しく分かっていないことも多いと知りました。私は、味というと味付けのことしか考えていませんでしたが、人の好みや動物の生命にかかわる味覚についても考えて、学習や実習をしていきたいです。
- 毎日食べ物を食べていて、味覚について深く考えたことがなかったが、味覚にはたくさんの仕組みがあり、体の働きをも調節する大事な役割があるということを知りました。ミラクルフルーツの実験では、味を感じる仕組み、味を変える仕組みについて学ぶことができました。味覚について分かったからこそ、普段の食生活を見直し、生活を豊かにしたいと思いました。