学校名 (兵庫県)明石市立魚住中学校
開催日 2018年1月29日(月)
場所 明石市立魚住中学校(兵庫県明石市魚住町清水364)
授業の名称 「ゲノム科学からわかってきた自然界における納豆菌・乳酸菌の役割と利用法」
講師 石川 周 氏(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科准教授)
聴講者 中学3年生生徒260名 教師5名 計265名
報告 神戸大学の石川先生をお招きして、自然界における納豆菌・乳酸菌についてのお話をお聞きしました。最初にゲノムの詳しい説明をしていただき、教科書で習ったDNAや遺伝子についても、さらに踏み込んだ内容で動画を交えて説明をしていただきました。

私たちの身近にある納豆菌・乳酸菌は、ただ分解者として存在しているだけではなく、独自の進化を遂げて植物たちと共存していることもわかりやすく丁寧にお話しくださいました。特に、納豆菌は80℃でも死滅しないことや、納豆菌の運動の様子の動画を見せていただいたことが生徒達には深く印象に残ったようです。

生徒の感想では、「難しい話だったけれど、大学の先生の話を聞いて新しいことを知れてよかった」、「納豆菌や乳酸菌は洗剤やサプリメント、薬などいろいろな分野に利用されていることがわかった」など、普段の授業ではできない経験ができ、大変喜んでいました。

授業風景

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