創立100周年記念事業の一環として、農芸化学分野と関係が深い分野の学会と垣根を越えた交流と相互の発展を図るため、このたび、日本味と匂学会との連携シンポジウムを開催する運びとなりました。2021年度 日本味と匂学会第55回大会(福岡)において、下記の要領で開催いたします。

本会会員(農芸化学会会員)は、日本味と匂学会員と同じ会員参加費で学会参加できます。

連携シンポジウムの聴講料は、本会会員の方は「無料」となります。皆様奮ってご参加ください。

2021年度 日本味と匂学会第55回大会(福岡)についてはこちらをご参照ください。

シンポジウムに関する問い合わせ先:東原和成(E-mail

タイトル 日本農芸化学会連携シンポジウム
「2021年度 日本味と匂学会第55回大会(福岡)」
会期 2021年9月22日(水)~24日(金)
会場 九州大学医学部百年記念講堂(ハイブリッド開催)
主催 日本味と匂学会
共催 日本農芸化学会
プログラム プログラム詳細

連携シンポジウム1:味覚セッション

タイトル 「食と生理学」
日時 2021年9月23日(木)10:10~12:10
会場 九州大学医学部百年記念講堂(ハイブリッド開催)
オーガナイザー 松本 一朗(Monell Chemical Senses Center, USA)
吉田 竜介(岡山大学・医歯薬学総合研究科)
演者
山下 敦子(岡山大学・医歯薬学総合研究科)
"タイプ1型味覚受容体細胞外領域に対する1価カチオン結合の構造生物学・生物物理学的解析"
中島 健一朗(生理学研究所・生体機能調節研究領域)
"空腹が味覚に及ぼす影響の検証"
檜山 武史(岡山大学・医歯薬学総合研究科)
"口渇感とは何か"
山崎 雄大(キリンホールディングス株式会社・R&D本部・キリン中央研究所)
"消化管苦味受容体を介したホップ由来苦味成分の抗肥満作用機序の研究と応用"
古株 彰一郎(九州歯科大学・歯学部)
"うま味刺激でサルコペニアに挑戦する"

連携シンポジウム2:嗅覚セッション

タイトル 「嗅覚研究の最前線:多様な動物種から人間社会まで」
日時 2021年9月24日(金)9:00~11:00
会場 九州大学医学部百年記念講堂(ハイブリッド開催)
オーガナイザー 廣田 順二(東京工業大学・生命理工学院)
宮坂 信彦(理化学研究所・脳神経科学研究センター)
演者
佐藤 千恵(Friedrich Miescher Institute for Biomedical Research, Switzerland)
"ゼブラフィッシュを用いた、経験依存的な、しなやかな嗅覚情報処理を行うた めの脳内機構の解明"
堀尾 奈央(Harvard Medical School, USA)
"空腹が食べ物の匂い嗜好性を選択的に増強させるメカニズムの解明"
宮崎 雅雄(岩手大学・農学部)
"なぜネコはマタタビに反応するのか? 300年にわたる謎に終止符"
白須 未香(東京大学・大学院農学生命科学研究科)
"霊長類のコミュニケーションにおける嗅覚シグナルの役割について"
伊地知 千織(味の素(株))
"食品風味設計の高度化・自動化を目的とした香りのデジタルトランスフォーメーション"