日本農芸化学会・産学官若手交流会(さんわか)主催 市民フォーラムを開催しました!

 2011年11月26日(土)、東京都小金井市にある東京都立多摩科学技術高等学校にて市民フォーラムを開催いたしました。当日は、多摩科学技術高校の生徒さん約50名、保護者様および一般参加の方が約50名の併せて約100名の方々にご参加頂きました。
さんわかの市民フォーラム企画は昨年度に引き続き2回目となりますが、今回は「バイオサイエンスの世界へようこそ」というテーマのもと、これから研究者を目指す高校の生徒さん、また保護者様等の一般市民の方を対象として、食総研の北岡本光先生、㈱カネカの西八条正克先生、サッポロビール㈱の岡田行夫先生、第一三共㈱の安東治先生、製品評価技術基盤機構の宮道慎二先生の5名の方にご講演頂きました。先生方の分り易いご講演と、ご参加の皆様の熱い向学心が相まって、会場では沢山の質問が飛び交いました。また、交流スペースにおいても、高校の生徒さん達の進路の選択肢となる大学の紹介(東京大学、名古屋大学、東京農工大学)、食総研の研究紹介、さらには、企業の展示物(味の素㈱、協和発酵キリン㈱)の前での熱心なご質問や、商品に関するご感想を頂くことができました。(当日の様子はこちら(PDF)
 さんわかではこれからも勉強会やフォーラムなどの様々な活動を行います。楽しく、且つ皆様のご研究等に役立つ企画を考えていますので、是非色々なイベントにご参加ください!
 最後になりますが、共催でご協力いただきました、多摩科学技術高校の学校長・役山孝志先生、副校長・早川信一先生、主幹教諭・中里真一先生をはじめ、多くの先生方のご尽力により、無事成功裏に終了することができました。この場を借りて御礼申し上げます。

市民フォーラム『バイオサイエンスの世界へようこそ』参加者募集

 日本農芸化学会・産学官若手交流会(さんわか)では、これから研究者を目指す高校生、またサイエンスの世界に興味を持たれている一般の方を対象として、市民フォーラムを開催します。本フォーラムでは、独立行政法人や企業の研究者が、様々なバイオサイエンスの研究について将来への期待も含めてわかりやすく解説します。また、微生物の写真や、企業・大学等の情報も展示コーナーにて紹介する予定です。
参加費は無料です! 皆さまのご参加を心よりお待ちしています。当日参加も大歓迎ですが、参加人数の把握のため、参加を希望される方はメールでsanwaka@cc.tuat.ac.jpまでご一報いただけると幸いです。
 本フォーラムでは、サイエンスに興味を持ち、将来理系分野に進学を考えている高校生を対象として、バイオサイエンスの世界を紹介することによって、「農芸化学」研究の楽しさを知って頂ければと考えております。これを機に皆様が、大学と企業が密接に関わりながら発展してきた「農芸化学」にも関心を持って頂ければ幸いです。市民フォーラムご案内ビラ(PDFファイル)はこちら

日時 平成23年11月26日(土) 13:30 -17:00
場所 東京都立多摩科学技術高等学校 地図
主催 日本農芸化学会・産学官若手交流会 (通称:さんわか)
共催 東京都立多摩科学技術高等学校
参加費 無料
プログラム 13:30 – 13:35
開会の挨拶

 

13:35 – 14:15
特別講演①:「糖の世界へようこそ」
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 
北岡 本光 先生

14:15 – 14:40
企業講演①:「薬の部品を作る酵素たち」
株式会社カネカ フロンティアバイオ・メディカル研究所
西八条 正克 先生

14:40 – 15:05
企業講演②:「醗酵技術を用いて環境への貢献を目指す-食品・農業残渣からの水素エネルギー生産-」
サッポロビール株式会社 価値創造フロンティア研究所
岡田 行夫 先生

15:05 – 15:35
休憩(大学、企業による展示コーナー)

15:35 – 16:00
企業講演③:「夢の新薬を目指して」
第一三共株式会社 癌研究所
安東 治 先生

16:00 – 16:40
特別講演②:「10minボックス『クスリをつくる微生物』で伝えたいこと」
製品評価技術基盤機構(NITE)バイオセンター
宮道 慎二 先生

16:40 – 17:00
質問タイム(延長あり)

17:00
閉会

問合せ先 sanwaka@cc.tuat.ac.jp