報告

2012年2月21日(火)、独立行政法人酒類総合研究所(東広島市)にて第16回さんわか勉強会を開催いたしました。

当日は約40名の方にご参加いただき、「生化学研究の新展開」というテーマのもと、東京大学の伏信進矢先生、酒類総合研究所の正木和夫先生、池田糖化工業株式会社の小村啓悟先生の3名を講師として迎え、酵素を中心とした研究に関する最近のトピックスや実際の商品開発への応用例等をご講演者いただきました。

先生方の熱心なご講演により、参加者一同理解が深まり、質疑応答時には時間が足りなくなるほどの多数の質問がありました。

また、講演会終了後は、酒類総合研究所の施設見学もさせていただき、最後にはもろみの試飲も行い、参加者一同良い気分で?勉強会を終了できました。(当日の様子はこちら(PDF)

さんわかではこれからも勉強会やフォーラムなどの様々な活動を行います。楽しく、且つ皆様のご研究等に役立つ企画を考えていますので、是非色々なイベントにご参加ください!

最後になりますが、本勉強会は酒類総合研究所のご尽力により、無事成功裏に終了することができました。渡辺大輔様をはじめとした関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

※第16回勉強会の講演要旨集をご希望のかたはsanwaka_open*jsbba.or.jp (*を@にご変更下さい)までご連絡ください。

日時 2012年2月21日(火) 14:00 -17:45
場所 独立行政法人酒類総合研究所 大会議室(東広島市)
主催 日本農芸化学会・産学官若手交流会 (通称:さんわか)
共催 独立行政法人酒類総合研究所
参加費 無料ただし、終了後の懇親会(西条駅近辺を予定)は実費
プログラム 14:00 – 14:05
開会の挨拶
第5期さんわか代表 東京農工大学大学院 北野克和

14:05 – 14:55
招待講演
「酵素の構造の面白さ:超好熱性古細菌の二機能性酵素とアスペルギルス属のエステラーゼ」
東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 伏信進矢

14:55 – 15:45
特別講演
「Non conventional 酵母の酵素と発酵、その可能性」
酒類総合研究所 主任研究員 正木和夫

(休憩)

16:00 – 16:50
2011年度農芸化学技術賞受賞講演
「FADグルコース脱水素酵素の発見とそれを応用した新規血糖値センサの開発」
池田糖化工業株式会社 研究室長 小村啓悟

17:00 – 17:45
酒類総合研究所見学
参加申込 件名を「さんわか勉強会申し込み」とし、氏名・所属・連絡先メールアドレス・懇親会参加の有無をE-mailにて、下記アドレスへご連絡ください。
※申し込み先着順で定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。
※お申込みいただいた個人情報は、参加認証および今後のさんわかシンポジウムご案内以外の目的には使用しません。
問い合わせ先 東京農工大学大学院農学研究院応用生命化学専攻 北野克和
TEL:042-367-5700
E-mail