被災地理科教育支援事業
日本農芸化学会は、キリングループの協和発酵キリン株式会社と共同し、東日本大震災で被災された岩手・宮城・福島の3県の小学校・中学校・高等学校を対象に理科教育の支援をするため、 被災地理科教育支援特別委員会を設置し、企画と実行にあたっています。2014年度で出前授業・出前実験を終了しました。2015年、2016年はジュニア農芸化学会への招待を実施しました。
出前授業・出前実験 過去の開催内容
授業タイトルをクリックすると個別ページが開きます。
回数 | 開催日 | 訪問学校 | タイトル・講師 |
---|---|---|---|
第15回 | 2014年7月18日 7月22日 7月23日 7月24日 |
宮城県仙台二華高等学校 | 「細菌の遺伝子組換え実験-GFP遺伝子導入による大腸菌の形質転換-」 米山 裕 氏(東北大学大学院農学研究科 准教授) |
第14回 | 2013年12月9日 | 宮城県水産高等学校 | 「おいしさと健康に関わる魚のコラーゲン」 佐藤 健司 氏(京都府立大学人間環境学部食保健学科 教授) |
第13回 | 2013年7月31日 8月1日 8月2日 |
宮城県仙台青陵中等教育学校 | 「納豆作りの謎-見えない生き物を利用した先人の知恵と発酵生産-」 金子 淳 氏(東北大学大学院農学研究科 准教授) |
第12回 | 2013年7月26日 | 福島県立原町高等学校 | 「酵素の働き・DNAに関する出前授業・出前実験」 正木 春彦 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授) |
第11回 | 2013年7月19日 7月22日 7月23日 7月24日 |
宮城県仙台二華高等学校 | 「光る大腸菌をつくる~GFP遺伝子導入による大腸菌の形質転換実験」 米山 裕 氏(東北大学大学院農学研究科 准教授) |
第10回 | 2013年6月22日 | 宮城県宮城野高等学校 | 「職業人に学ぶ-企業研究員という職業-」 阿部 哲也 氏(協和発酵バイオ株式会社) |
第9回 | 2013年3月18日 | 会津若松ザベリオ学園中学・高等学校 | 「研究の楽しさ、生物の楽しさ、香りの楽しさ」 松井 健二 氏(山口大学大学院医学系研究科(農学系) 教授) |
第8回 | 2013年3月14日 | 宮城県加美農業高等学校 | 「放射線と放射能」 白井 理 氏(京都大学大学院農学研究科 准教授) |
第7回 | 2012年12月17日 | 福島県立小高商業高等学校 | 「ヒトの暮らしと微生物-私たちの生活を支えてくれる小さな巨人-」 米山 裕 氏(東北大学大学院農学研究科 准教授) |
第6回 | 2012年11月7日 | 福島県立安積黎明高等学校 | 「植物の栄養の話」 藤原 徹 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授) |
第5回 | 2012年11月7日 | 福島県立安達高等学校 | 「放射線の話」 中島 春紫 氏(明治大学農学部 教授) |
第4回 | 2012年9月11日 | 岩手県立大東高等学校 | 「おいしさと健康の科学」 熊谷 日登美 氏(日本大学生物資源科学部 教授) |
第3回 | 2012年7月19日 7月23日 7月24日 |
宮城県仙台二華高等学校 | 「組換えDNA技術がもたらした生命科学・医学研究への影響」 米山 裕 氏(東北大学大学院農学研究科 准教授) |
第2回 | 2012年6月25日 | 宮城県尚絅学院高等学校 | 「麹菌のアミラーゼ検出実験・簡易DNA抽出実験」 中島 春紫 氏(明治大学農学部 教授) |
第1回 | 2012年6月18日 | 福島県立浪江高等学校津島校 | 「小さな微生物の大きな力」 阪井 康能 氏(京都大学大学院農学研究科 教授) |
被災地からの研究室訪問
回数 | 開催日 | 訪問学校 | 訪問先研究室 | タイトル・講師 |
---|---|---|---|---|
第2回 | 2014年6月14日 | 岩手県立沼宮内高等学校 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 生物科学研究室 | 「オリザニン実物見学と実験体験」 東原 和成 氏 |
第1回 | 2012年8月9日 | 福島県立安達高等学校 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 生物化学研究室 | 「匂いとフェロモンの話」 東原 和成 氏 |
「先生のオリザニン」観劇
本会の創設者で初代会長である鈴木梅太郎博士を題材としたお芝居「先生のオリザニン」が、2014年6月12日~27日に東京日本橋の三越劇場で公演され、被災地理科教育支援事業の一環として被災地の高等学校をご招待しました。
物品寄附実績
- シャーレ
- ビーカー
- ピペット
- ガラスろうと
- 乳鉢
- 平角缶
- 洗浄びん
- 三角フラスコ
- かくはん棒
- 実験キット
- 実体顕微鏡
- 生物顕微鏡
- 放射線測定器
- 対物レンズ
- 電気分解装置
- 顕微鏡保管庫
- クリーンベンチ
- 霧箱
- その他
支援内容詳細
具体的な支援の内容は、支援内容詳細のページをご覧ください。
※本支援事業は農芸化学会から納入業者を斡旋するものではありません。また、納入業者を通じて本支援事業の呼び掛けも行っておりません。
アンケート実施
- 第2回 2012年度:278の高等学校 および 128の市町村教育委員会(中学校)へ発信
*アンケート調査実施日:2012年7月31日 (回答数:高校54校、中学校46校)- 県別送付先高等学校一覧(PDF) 岩手県/宮城県/福島県
- 市町村教育委員会一覧(PDF)
- 第1回 2011年度:294の高等学校へ発信
*アンケート調査実施日:2011年9月22日 (回答数:50校)
福島県の被災・被害状況の視察
2012年6月17日に福島県を訪問しました。報告書はこちら。
ジュニア農芸化学会
目録(記念品)贈呈式
- 2016年度記念品贈呈式の様子 (2016年3月28日 於札幌コンベンションセンター 特別会議場(ジュニア農芸化学会2016会場))
- 2015年度記念品贈呈式の様子 (2014年3月27日 於岡山大学津島キャンパス 第2体育館(ジュニア農芸化学会2015会場))
- 2014年度目録贈呈式の様子 (2014年3月28日 於明治大学生田キャンパス第一校舎3階(ジュニア農芸化学会2014会場))
- 2013年度目録贈呈式の様子 (2013年3月25日 於東北大学川内北キャンパス体育館(ジュニア農芸化学会2013会場))
- 2012年度目録贈呈式の様子 (2012年3月24日 於京都女子大学体育館(ジュニア農芸化学会2012会場))
報道発表
- 報道発表日 2014年3月17日
- 報道発表日 2013年3月6日 「被災地理科教育支援事業 目録贈呈式の開催について」
- 報道発表日 2012年3月7日 「被災地理科教育支援事業 目録贈呈式の開催について」
- 報道発表日 2011年9月15日 「被災地理科教育支援事業について」
問い合わせ先
日本農芸化学会事務局
Tel:03-3811-8789