概要

日時 2012年2月28日(火) 21:00~
場所 Loki ACADEMICA(京都市中京区三条通高倉東入ル桝屋町55 三条高倉白鳥ビル3F)
テーマ 「野菜の成分は敵か味方か?体に良い理由(わけ)を考えよう」
講師 村上 明 氏(京都大学農学研究科助教)
コーディネーター 井戸端サイエンス工房、Loki ACADEMICA
共催 財団法人農芸化学研究奨励会、日本学術会議農芸化学分科会
内容 美味しい霜降り肉と違って、一般的に野菜は「カラダに良い」と考えられています。そのビタミン類などを摂取することも健康効果の一因ですが、近年、「ファイトケミカル(ポリフェノールなど植物由来の微量非栄養素)」の生理機能性が注目を集めているのをご存じでしょうか。しかし、こうした化学物質は本来、植物が紫外線や病原性微生物などの環境ストレスに対抗するために生合成したものであり、人間の健康に役立つ作用を示す必然性は全くありません(少なくとも植物が私達の健康など微塵も気にしていないことは間違いないでしょう)。では、なぜ効くのか?明確な答えはまだ見つかっていませんが、今回は「ケミカルトレーニング」をキーワードとして、私たちの仮説について紹介したいと思います。
参加費 500 円(講演チャージとして)
申込方法 Loki ACADEMICA TEL:075-213-3633
E-mail:loki_academica@amail.plala.or.jp

会場風景