【2018/6/24(日)開催】
第114回 サイエンスカフェ in 名古屋
概要
日時 | 2018年6月24日(日)15:00~16:30 |
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場所 | 名古屋市科学館 生命館6F学習室 |
共催 | 名古屋市科学館 |
テーマ | 「動物の「うんち」の研究から、わかること -野生動物の生存を助ける腸内細菌の世界-」 |
コーディネーター | 小池田 聡 氏(天野エンザイム株式会社) |
講師 | 牛田 一成 氏(中部大学創発学術院) |
内容 | 野生動物の「うんち」を探して、ゴリラの住む森からヒマラヤの氷河まで調査旅行をしています。野生動物は、過酷な環境を生き抜くために様々な能力を発揮しますが、とりわけ消化や解毒は、彼らの腸内に棲みついた腸内細菌のおかげであることがわかってきました。 今回のサイエンスカフェでは、野生動物の超能力を支える腸内細菌の進化の不思議と、飼育下の野生動物の野生復帰のための腸内細菌研究についてお話ししようと思います。 |
参加費 | 600円(飲食費 ※高校生以上の方は入館料が別途必要です) |
定員 | 40名 |
参加申込 お問合せ先 |
【往復はがき】 往信面:(1) イベント名、(2) 代表者氏名・住所・電話番号、(3) 全参加者の氏名 返信面:〒住所・氏名 を記入して、下記の「農芸化学会サイエンスカフェ」担当へ 【インターネット(名古屋市電子申請サービス) 】 パソコン用:https://www.e-shinsei.city.nagoya.jp/ 携帯電話用:https://www.e-shinsei.city.nagoya.jp/m/ *「キーワード検索」に「名古屋市科学館」と入力 締切:6月10日(日)必着(応募者多数の場合は抽選) 〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番1号 名古屋市科学館 「農芸化学会サイエンスカフェ」担当 電話:052-201-4486 FAX:052-203-0788 ホームページ:http://www.ncsm.city.nagoya.jp/ |
ポスター
会場風景
報告
名古屋市科学館にて、中部大学の牛田先生を講師にお迎えし、第114回 サイエンスカフェを開催し、予想をはるかに上回る50名の参加を頂きました。
牛田先生の野生動物の「うんち」のお話は、NHKのエクストリーム・ミッションにも紹介されましたが、野生動物の過酷な環境を生き抜くために様々な能力と仕組みを明らかにするものです。
うんちから読み解く野生動物の解毒の秘密は、参加者の年齢層に拘わらず、目からうろこの世界だったようで、講演後の質問も多く、盛況な会となりました。
牛田先生がなぜ、うんちの研究を進めようとしたのか、うんちは実は汚いものではないというお話は、常識にとらわれず、客観的に、体系的に現象を突き詰めることが科学であるという根本原則を、聴講者の皆様に易しく届けてくれたものと感じました。
参加者:50名