【2018/2/10(土)開催】
第109回 農芸化学会 サイエンスカフェ in 東京
概要
日時 | 2018年2月10日(土) 15:00~16:10(開場14:45) |
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場所 | 三省堂書店神保町本店 2階 UCC カフェコンフォート(東京都千代田区神田神保町1-1) |
共催 | 日本学術会議農芸化学分科会、三省堂書店 |
テーマ | 和食の味を彩る麹菌、その知られざる姿と未来 |
コーディネーター | 毎日新聞社 科学環境部 西川拓氏 |
講師 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任准教授 丸山潤一氏 |
挨拶 | 日本学術会議連携会員 清水誠氏 |
参加費 | 500円(ワンドリンク付) |
定員 | 25名 |
お申込み | 三省堂書店サイエンスカフェのページ (https://www.books-sanseido.co.jp/sciencecafe/267015)よりお申し込みください。 |
ポスター
会場風景
報告
第109回農芸化学会サイエンスカフェ in 東京が、三省堂書店と共同主催で上記のように行われました。
まず、共催先の日本学術会議農芸化学分科会の清水誠 先生から、農芸化学会サイエンスカフェの意義についてお話頂きました。ついで、毎日新聞社 科学環境部の西川拓氏の司会進行で、丸山先生は、まず農芸化学という学問分野についてご自分の言葉で語られてから本題に入り、麹菌の説明に引き続き、麹菌と和食文化との関係や、麹菌の種類やその進化、さらには最新のゲノム編集や麹菌を使った開発中の新しい食材に至るまで、分かりやすく語られました。
その後、参加者からはいずれも麹菌に関する質問があり、丸山先生は丁寧に答えておられました。具体的には、「東日本大震災で麹菌が失われることはなかったのか」という質問や、中には、「なぜ麹菌には変異が入りにくいのか」、「なぜ麹菌はデンプンとタンパク質を分解できるのか」といった専門的な質問もあり、参加者は丸山先生と語らうことで麹菌について理解を深めることができたものと思います。
参加者:25名
広報委員 葛山智久