第14回 農芸化学会 サイエンスカフェ
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
概要
日時 | 2008年9月19日(金)18:30-20:00 |
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場所 | 千代乃春酒造(東広島市志和町志和堀) |
テーマ | 中秋に農芸化学(植物の話)と音楽(篠笛)のコラボ |
講師 | (第1部) 江坂宗春先生 広島大学生物圏科学研究科・教授 |
演奏者 | (第2部) 石原千穂子先生 篠笛演奏家 |
共催 | 財団法人農芸化学研究奨励会、日本学術会議農芸化学分科会 |
内容 | (第1部) 「遺伝子組み換え植物・食品の現状と未来」 1982年、最初の遺伝子組換え植物が誕生して以来、次々と新しい遺伝子組換え植物が生まれています。日本でも1996年、遺伝子組換え作物の輸入が認可されました。 現在、どういう遺伝子組換え作物が作られ出回っているのか、その現状と未来についてお話しします。 (第2部) 篠笛の演奏 演奏者:石原千穂子先生(篠笛演奏家) |
参加者の方のご意見
- 世界の遺伝子組み換え等の歴史、背景、現状につき分かりやすく説明され、大変有益でした。私は農業に携わっているので、とても興味深い内容でした。除草剤耐性大豆に興味があります。トマトが遺伝子組み換えされていることは知りませんでした。
- 遺伝子組み換え食品の安全性が確認されているかどうか疑問に思っています。「これは組み換え食品は使用していません」との表示をよく見ますが、家庭の主婦は心配です。
- 日本人として「自然な生き方」を望む者にとって、遺伝子組み換え食物は、まだ抵抗があります。
- 世の中が大きく変わっていることを知りました。遺伝子組み換え植物が多く研究され、食料増産のために役立っていることを知りました。人体に絶対、害がないことを証明する研究を進め、人類の生存に大きく貢献することを願っています。
- 遺伝子組み換え食物については、安全性が最優先されるべきです。ビジネス優先は問題と思います。
- 折しも食の安全が問題となっている時期、たいへん興味深く聞かせていただきました。私たちの口にする食物はどうなんでしょうか。不安があります。
- 組み換え植物が国民的植物になるよう、コンセンサスを得るように、今後とも努力して下さい。
- 分からないことが多かったが興味深かった。今後も、企画して欲しい。
会場風景
ポスター
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