日本農芸化学会は、農芸化学分野の基礎及び応用研究の進歩を図り、それを通じて科学、技術、文化の発展に寄与することにより人類の福祉の向上に資することを目的として、1924年に設立された学術団体です。以来、組織の面でも着実に発展し、1957年に文部省の認可によって社団法人となり、2004年には創立80周年を迎えました。また、2012年3月1日付けで公益社団法人へ移行いたしました。

バイオサイエンス・バイオテクノロジーを中心とする多彩な領域の研究者、技術者、学生、団体等によって構成される本学会は、創立70周年を迎えた1994年を契機に、さらに一層の展開を図るべく、国際活動の推進、国際学術集会開催の積極的支援を実現し、実用性と応用性を基盤とする農芸化学の重要性を広く紹介しています。

また、支部大会・例会・シンポジウム・市民フォーラム・サイエンスカフェなどのイベントも幅広く開催しています。

「農芸化学」という名前の由来について

「農芸化学」とは、一般にはちょっと耳なれないことばかもしれません。農芸化学は、生命、食糧、環境の3つのキーワードに代表されるような、「化学と生物」に関連したことがらを基礎から応用まではば広く研究する学問分野です。このような学問が共通の研究・教育分野としてここまで大きく発展したのは諸外国 には類がありません。さて、この「農芸化学」という呼び名はいつ、だれが名づけたのでしょうか? また、農芸化学はどのようにして日本に定着して、発展してきたのでしょうか?

会員の種類

種別 詳細
正会員 名誉会員  農芸化学の発展に関し功績のあった者。
名誉会員名簿
有功会員
(旧終身会員)
本会の発展に功労のあった者。
シニア会員 正会員であった者が定年退職又はこれに準ずる形で職を辞し、現に常勤の職を有さなくなった65歳を超える個人。
一般会員
(旧正会員)
農芸化学について学識経験があるか、又は農芸化学に対して密接な関係のある個人。
教育会員 高等学校又はこれに準ずる学校に在籍し、農芸化学に関係を有する教員。
学生会員 大学、短期大学、高等専門学校、又はこれに準ずる学校に在籍している学生。
ジュニア会員
(新設)
中学校又は高等学校等の中等教育学校に在籍し、農芸化学諸分野を含む学習領域を積極的に学ぶ意欲を有する生徒。
団体会員 農芸化学に対して関係のある企業、企業研究所、大学、官公立試験所、研究所、図書館等の団体。(主に学会誌の購読目的)
維持会員 賛助会員
(旧維持会員)
学会の目的に賛同し、その事業を維持するために御協力いただける団体又は個人。
賛助会員名簿
国外在住外国人会員 農芸化学に対して密接な関係を有し、本会の発行する会誌を定期的に購読する外国人。

会員数 (2024年2月末現在)

名誉会員 有功会員 シニア 一般 教育 学生会員 ジュニア 団体会員   賛助会員   国外 合計
15 204 193 6,103 90 2,152 15 223 90(口数176) 11 合計
9,096