2003年3月の通常総会におきまして、日本農芸化学会誌と「化学と生物」誌の統合が承認され、2005年1月統合に向けて編集委員会ならびに「化学と生物」企画委員会は準備を進めております。統合誌の名称は「化学と生物」となり、従来の日本農芸化学会誌と「化学と生物」誌の中で好評をいただいている企画を中心に紙面をリニューアルすることになりました。

なお、日本農芸化学会誌に掲載されております和文原著論文は「化学と生物」となりましても受付、掲載を予定しておりますが、以下の点をご注意くださいますようお願いいたします。

  1. 投稿規定が変わります。
  2. 原著論文は、特に日本語で発表する意義のあるものが望ましく、掲載は以下の主旨に沿うものに限ります。
    本会は会員の研究成果を国際的に発信する英文誌としてBioscience, Biotechnology, and Biochemistry 誌を刊行しており、英文校閲、電子投稿、電子ジャーナル化の推進によって会員の利便を図っています。したがいまして、和文誌編集準備委員会では、統合誌に掲載する原著論文は、特に日本語でなくては適切に示すことができない研究成果、国内においてのみ強く関心がもたれる研究成果などに関するものが望ましいと考えております。
  3. 日本農芸化学会誌では、一般報文、ノート、速報の3種類がありましたが、「化学と生物」の新しい投稿規定では、一般報文のみになります。「化学と生物」の投稿規定は2004年8月以降に学会ホームページに、正式には2005年1月刊行の「化学と生物」に掲載される予定ですので、2005年1月以降に投稿される場合は新しい規定にしたがって投稿していただくことになります。
  4. 稿は従来どおり、日本農芸化学会会員に限定します。
    日本農芸化学会誌に投稿され、本年10月以降に掲載可の判定となる論文は新しい「化学と生物」に掲載される場合があります。
    これは技術的な理由による経過措置です。

上記の件に関連したご意見、ご質問等がございましたら、編集係までお寄せください。