農芸化学研究企画賞 – JSBBA Innovative Research Program Award –
テーマ | 氏名 | 所属 | 詳細 |
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第22回(2025年) | |||
瀬戸 義哉 | 明大農 | 植物代謝物が触媒する光依存的二重結合異性化メカニズムの解明と応用 | |
田中 知成 | 京都工芸繊維大繊維学系 | 近接依存性標識法を基盤とする細胞選択的な集密分子修飾と応用 | |
村瀬 浩司 | 横浜市立大生命ナノシステム | AIを用いた次世代創農薬 | |
第21回(2024年) | |||
岡野 憲司 | 関西大化学生命工 | 減算的菌叢改変技術を活用した次世代プロバイオティクスシード微生物の発掘 | |
中川 優 | 名古屋大糖鎖生命コア研究所 | 糖鎖を標的とした新興感染症治療薬リードの開発 | |
第20回(2023年) | |||
加藤 晃代 | 名大院生命農学 | 翻訳を促進する新生ペプチドの探索とタンパク質生産への産業応用 | |
高橋 裕 | 東大院農 | 産業応用を目指した肝臓オルガノイドの新規培養技術開発とヒト肝臓生理機能の解明 | |
西川 俊夫 | 名大院生命農学 | ネコのマタタビ反応の研究から着想した蚊の忌避剤の開発 | |
第19回(2022年) | |||
荒井 緑 | 慶應大理工 | タンパク質ビーズ法による人工天然物エキスからの新規タウ分解分子のりの開発 | |
丹羽 隆介 | 筑波大生存ダイナミクス研 | 昆虫エクジステロイド生合成酵素に対する阻害剤に注目した新規殺蚊剤開発に向けた研究 | |
第18回(2021年) | |||
岡島 俊英 | 阪大産業科学研究所 | 多剤耐性細菌感染治療に有効な次世代型抗菌薬の開発 | |
田上 貴祥 | 北大院農 | ブタ血液を原料とする酵素製剤の開発と糖尿病治療薬研究への応用 | |
野中 健一 | 北里大大村智記念研究所 | 昆虫疑似感染モデルを利用した昆虫寄生菌類分離法の確立と殺虫剤リード化合物の探索 | |
第17回(2020年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 赤澤 真一 | 長岡高専 | ミミズ細胞を用いた全く新しいバイオ医薬品生産宿主の開発 |
グリーンバイオテクノロジー | 織田 昌幸 | 京府大院生命環境 | クチナーゼ Cut190 の PET 分解能向上による実用化のための基盤及び実証研究 |
第16回(2019年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 甲斐 建次 | 阪府大院生命環境 | 青枯病菌クオラムセンシング機構を標的にしたトマト萎凋病の予防・治療薬の開発 |
食領域における新技術開発 | 渡辺 昌規 | 山形大農 | 環境調和型プロセスにより脱脂米糠から回収・精製された完全アレルゲンフリータンパク質及び機能性リン化合物の機能性食品原材料としての用途開発・市場導入に関する研究 |
グリーンバイオテクノロジー | 吉田 信行 | 静岡大工 | 微生物の低栄養性に必須なアルデヒド脱水素酵素の工学的利用 |
第15回(2018年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 高谷 智英 | 信州大農 | 筋分化を誘導する乳酸菌オリゴDNAの生体内作用の実証 |
グリーンバイオテクノロジー | 春田 伸 | 首都大学東京理工 | セルロースナノファイバー生産のための温泉微生物生態系エンジニアリング |
第14回(2017年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 伊藤 康博 | 農研機構 食品研 | ゲノム編集による果実成熟制御の解明と高品質果実の作出 |
グリーンバイオテクノロジー | 芦内 誠 | 高知大農林海洋 | “ホモキラルポリ-γ-グルタミン酸”生合成装置の分子解析と微生物工学利用 |
グリーンバイオテクノロジー | 藤井 克彦 | 山口大創成科学 | 消化汚泥を基質とした水素発酵に関するバイオテクノロジー基盤研究 |
第13回(2016年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 臼井 健郎 | 筑波大生命環境 | 非侵襲的薬剤投与法を可能にする上皮タイトジャンクション可逆的開口剤の開発 |
機能性食品素材および食品 | 仲川 清隆 | 東北大院農 | 食後高血糖改善成分を含む新規食材の活用に関する研究 |
グリーンバイオテクノロジー | 笠井 大輔 | 長岡技科大工 | 廃棄ゴムの再資源化を目指したゴム処理技術の革新 |
第12回(2015年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 浅見 行弘 | 北里大院感染制御 | ゼブラフィッシュの受精卵感染モデル系を利用した抗感染症薬シーズの探索 |
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 南 博道 | 石川県大資源研 | 微生物発酵法による植物アルカロイド生産と生薬生理活性物質の創製 |
第11回(2014年) | |||
先導的生物活性物質研究と新技術開発 | 高橋俊二 | 理研 | 放線菌二次代謝物の生産を増強する小分子バイオメディエーターの開発 |
機能性食品素材および食品 | 松本省吾 | 名古屋大院生農 | 生食用赤果肉リンゴ原因遺伝子の機能解析と育種の効率化 |
グリーンバイオテクノロジー | 河井重幸 | 京大院農 | 巨大褐藻類を原料とする有用バルクケミカル発酵生産技術の開発 |
第10回(2013年) | |||
機能性食品素材および食品 | 久恒辰博 | 東大院新領域 | 高機能食品成分を用いた脳老化の予防と改善に関する研究 |
グリーンバイオテクノロジー | 中島琢自 | 北里大感染制御 | メタン発酵プロセスに用いる高熱性細菌の探索と応用 |
地場産業の創生と活性化 | 田丸靜香 | 長崎県大看護栄養 | ヘスぺリジンの機能性に注目したかんきつ類の高度利用と地域活性化 |
第9回(2012年) | |||
天然物の医薬・農薬 | 増田誠司 | 京大院生命科学 | mRNA成熟阻害活性を指標とする抗ガン化合物の探索と産業利用 |
機能性食品素材および食品 | 中村浩蔵 | 信州大農 | ソバを原料とする降圧食品の開発と降圧メカニズムの解明 |
グリーンバイオテクノロジー | 田丸 浩 | 三重大院生資 | セルロソーム生産菌ゲノム情報を活用したCBP型バイオ燃料生産微生物の創製 |
第8回(2011年) | |||
天然物の医薬・農薬 | 河岸洋和 | 静岡大創科技 | フェアリーリング惹起物質からの植物成長促進剤の開発 |
グリーンバイオテクノロジー | 森川正章 | 北大院地環 | 根圏作用を高度利用した次世代型環境浄化技術の開発 |
地場産業の創生と活性化 | 大島敏久 | 九大院農 | インジゴ還元酵素の機能解析による酵素建て染色法の開発 |
第7回(2010年) | |||
天然物の医薬・農薬 | 岡澤敦司 | 阪大院工 | 寄生雑草の発芽を特異的に阻害するノジリマイシンの作用機構の解明と選択的除草剤への展開 |
機能性食品素材および食品 | 植野洋志 | 奈良女大生環 | 減塩食品開発を目指して:天然物由来成分の塩味増強効果を定量的に評価するシステム開発 |
グリーンバイオテクノロジー | 谷 明生 | 岡山大資源研 | 品種の異なるオオムギに共生するメタノール資化性菌の網羅的ライブラリ作製と宿主生育促進効果の解析 |
第6回(2009年) | |||
天然物由来の医薬品 | 井本正哉 | 慶応大理工 | 天然型非天然化合物ライブラリーの創製と医薬品リード化合物の探索 |
機能性食品素材および食品 | 光永 徹 | 岐阜大応生科 | 交感神経を活性化するサイプレス材香気成分を活用した機能性食品フレーバーの開発 |
グリーンバイオテクノロジー | 田口精一 | 北大院工 | 「乳酸バイオポリマー」生産用微生物工場の開発研究 |
第5回(2008年) | |||
天然物由来の医薬品 | 加治屋勝子 | 山口大院医 | 天然物由来の次世代型新規血管病治療薬の開発 |
グリーンバイオテクノロジー | 高木博史 | 奈良先院大バイオサイエンス | ユビキチンシステム工学による新規バイオエタノール生産酵母の育種 |
第4回(2007年) | |||
天然物由来の医薬品 | 内田隆史 | 東北大院農 | 天然物由来のリン酸化蛋白質特異的プロリン異性化酵素機能調節剤の探索 |
機能性食品素材および食品 | 田中 保 | 福山大生命工 | 消化プロセスで生じる創傷治癒ホルモンに基づいた抗胃腸障害食の設計 |
グリーンバイオテクノロジー | 渡部邦彦 | 京府大農 | トリ羽毛分解を中心とする難分解性動物タンパク質のためのリサイクル・バイオテクノロジーの設計 |
第3回(2006年) | |||
天然物由来の医薬品 | 木村賢一 | 岩手大農 | Ca2+シグナル伝達に関わる遺伝子変異酵母を用いたスクリーニングと活性物質の医薬品への活用 |
渡辺賢二 | University of Southern California |
生合成工学を用いた抗腫瘍性抗生物質テトラヒドロイソキノリン類の創薬 | |
機能性食品素材および食品 | 浅見忠男 | 理化研 | 酵母、植物、動物中に存在するピロロキノリンキノン(PQQ)の生合成経路・遺伝子と機能の解明研究 |
小川 順 | 京大院農 | 微生物機能を活用した新規機能性脂質の創製 | |
第2回(2005年) | |||
天然物由来の医薬品 | 保坂 毅 | 食総研 | 微生物の潜在機能誘発メカニズムと有用天然物の効率的生産を目指した「リボゾーム工学」技術の活用 |
グリーンケミストリー(脱石油化) | 宇山 浩 | 阪大院工 | 再生可能な植物油脂を基盤とする新規グリーンポリマーの開発 |
機能性食品素材および食品 | 長岡 利 | 岐阜大応生科 | ペプチドの媒介する新規脂質代謝調節系の解明を基盤にした革新的脂質代謝改善食品素材を含む革新技術の創成 |
第1回(2004年) | |||
グリーンケミストリー(脱石油化) | 桂樹 徹 | 奈良先端大院 | 粗パーム油を原料とするバイオコンバージョンプロセスの構築 |
鮒 信学 | 東大院農生 | 微生物による非天然型ポリケタイドの環境調和型生産系の創生 |